大谷翔平選手、バット折っても止まらぬ快音!カーショー圧巻のゼロ封でド軍完勝

2025.8.2

 

【©️Japan News Network】

待望の快音が敵地に響いた。ドジャースの大谷翔平(31)が2番・DHで先発出場し、4打数2安打の活躍で4試合ぶりのマルチ安打をマーク。前カードでの不振と臀部のアクシデントを吹き飛ばし、復調への手応えを示した。

初回、13打席ぶりの出塁を四球で果たすと、W・スミスの二塁打で三進。F・フリーマンの適時打で先制点の起点となった。さらに3回にはバットを折りながらも二塁内野安打をもぎ取り、全力疾走でチームを勢いづけた。

4回には新人A・フリーランドのメジャー初タイムリー、ベッツの犠飛で追加点。続く打席で大谷は右前打を放ち、この日2本目の安打を記録。まるで「復活宣言」のような一打だった。

一方、マウンドではレジェンド左腕C・カーショー(37)が真骨頂を披露。毎回走者を背負いながらも要所を締め、6回5安打無失点で今季5勝目。巧みな制球で若手打者を翻弄し、試合を完全に掌握した。

 7回からはロブレスキーが3回を1安打無失点で完璧にリレー。4月21日以来となる完封勝利で、チームは連敗を阻止した。

臀部のけいれんで前回登板を途中降板したばかりの大谷選手。

打撃不振が囁かれた中でのマルチ安打は、チームにもファンにも大きな安堵をもたらした。