日本格闘界の緊張再燃!! 平本蓮選手、SNSで赤田功輝選手に異例の“警告”

2025.7.24

27日の『超RIZIN.4』大型イベントを前に、過去の因縁が再燃し因縁激化

【平本蓮選手・公式Xより画像】

総合格闘家・平本蓮選手と、急遽『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(7月27日・さいたまスーパーアリーナ)に出場が決まった赤田功輝選手との間で、過去の因縁が再び火を吹いている。両者はSNS上で激しい応酬を繰り広げており、試合本番を目前に控えた格闘界の緊張は一気に高まっている。

 

▪️赤田の一方的な発言が火種に

きっかけは、7月23日に配信された格闘家・安保瑠輝也選手のYouTubeチャンネルでの赤田の発言だった。

番組内で赤田選手は、かつて所属していた「ブラックローズ」時代に「RIZIN参戦時、入場曲を勝手に変更された」と主張。

さらに「平本から精神的な圧力を受けていた」と語り、自身のチーム脱退の一因だったと明かした。

この一方的な発言に対し、元同門である平本選手は即座にX(旧Twitter)で反応。

「会場で見つけてやる」

「開会式後の裏口で待っている」と怒りを露わにし、

SNS上でも赤田選手に対する強い警告を発した。

 

赤田選手によるこの“暴露”は、あくまで本人視点の一方的な主張にとどまり、証拠も裏付けもないまま公開された。

平本選手側からすれば、名誉や過去の信頼関係を踏みにじるものとして、

看過できない内容だったのは当然だ。

 

▪️“休戦合意”の反故、平本は一貫した姿勢

両者の関係は、一時的にではあるが改善の兆しを見せていた。平本選手は、7月22日配信の『RIZIN RADIO』で「今後はお互いを誹謗中傷しない」という合意書を赤田選手と交わしていたと明かしている。

この“紳士協定”を守ろうとしていたのはむしろ平本選手の側で、長く沈黙を保っていた。

しかし、赤田選手がそれを破るかたちで再び過去の話を持ち出し、SNSであおり投稿を続けたことから、平本選手はやむを得ず強い対応に出た格好だ。

赤田選手はXにて「平本蓮が試合しない間、DEEP 1試合、RIZIN 3試合、ブレイキングダウン1試合」と投稿。これに対し平本選手は「態度変えずに呼び捨て続けろ」「直接話そう」と応じている。単なる売名行為と捉えかねない赤田選手の投稿に対し、誠実に向き合おうとする姿勢を崩していない。

 

▪️チーム関係者も反応、赤田の発言に疑問の声

今回の騒動に対し、平本が所属するブラックローズの関係者からも、赤田選手の言動に対する批判が上がっている。特に同チームの篠塚辰樹選手は、「赤田の虚言癖は治らない」などと強く非難。一連の発言に対し、組織的な信頼を裏切る行為だと断じた。

また、赤田選手はかつて予定されていた直接対談の場を「平本がブッチした」と主張しているが、これについても真偽は不明。

対談が流れた経緯を巡っても食い違いがあり、現時点ではどちらか一方の証言だけで真実を判断することは難しい。

 

▪️本戦を前に、注目は試合外にも

赤田選手は『超RIZIN.4』で、JAPAN TOP TEAMの秋元強真選手との対戦が決定しているが、今回の騒動によって、試合外での“因縁バトル”にも大きな注目が集まっている。

平本選手はこれまで、SNSでは時に過激な発言が取り沙汰されることもあったが、今回はむしろ「筋を通す姿勢」が際立っている。

挑発的な言動を繰り返す赤田選手に対して、感情を抑えながらも毅然と対応するその姿勢に、ファンからも「今回は平本が正しい」とする声が多く見られている。