ナチュラルエイト所属タレント全員が退社 会計問題が引き金に 新会社「チャッターボックス」へ移籍
2025.7.12
【© CHATTERBOX CO.,Ltd.】
くりぃむしちゅー、マツコ・デラックス、有働由美子らが所属していた芸能事務所・ナチュラルエイトは7月11日、所属タレント全員が退社し、独立することを公式サイトで発表した。同日付で新会社「株式会社チャッターボックス」の設立も明らかにされ、今後の活動拠点となる。
ナチュラルエイトは同日、「弊社所属タレントに関するお知らせ」と題した文書を公式サイトに掲載。年初から報じられていた会計・税務上の問題について初めて正式に認め、「現在、外部専門家や会計・税務のエキスパートによる調査を進めている」と説明した。
発表では、「一部週刊誌報道により関係各所へご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」としたうえで、「会計・税務に関する問題が社内で発覚し、調査の徹底と再発防止に努める」としている。
こうした状況を受け、同社はタレント側と協議を重ねた結果、「タレントが仕事に専念し、力を最大限に発揮できる環境を整えるため、全員が円満に退社・独立する」ことを決定したという。報道によると、今回の問題に所属タレントらは一切関与していない。
新たに設立された株式会社チャッターボックスには、くりぃむしちゅー、マツコ・デラックス、有働由美子、コトブキツカサ、エイトブリッジらが所属。公式サイトでは「新会社設立に関するお知らせ」とともに、各タレントからのメッセージも公開されている。
ナチュラルエイトは「タレントへの今後の仕事依頼は、株式会社チャッターボックスまで」と呼びかけ、「引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。