大谷翔平選手、3試合ぶりの第17号ソロ弾!逆方向への豪快アーチでスタジアム騒然

2025.5.20

月間10本塁打、年間57本ペースに上昇 両リーグ単独トップ浮上

【©️Los Angeles Dodgers】

 

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ホームで行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。1-7と大きくリードされた六回、3試合ぶりとなる第17号ソロ本塁打を放ち、本拠地ドジャー・スタジアムを熱狂の渦に巻き込んだ。

 

この一発は、逆方向の左翼席へと吸い込まれる豪快な一打。敵軍の左翼手が一歩も動けず見送るほどの完璧な弾道で、スタンドからは大歓声が巻き起こった。

この日の本塁打で、大谷は5月に入ってわずか17試合で10本塁打と驚異的なペースを維持。これにより、フィリーズのカイル・シュワーバーと並んでいた本塁打数で再び単独トップに返り咲いた。シーズン本塁打のペースも、57本と自己ベスト更新が現実味を帯びてきている。

相手投手は、今月8日の対戦で3打席無安打に抑えられた右腕・ファート。初回は二ゴロ、四回は中飛と抑えられていたが、三度目の対決で見事リベンジを果たした形だ。

 

大谷はこの試合前までに45試合に出場し、ナ・リーグ5位の打率.313、両リーグトップの16本塁打、ナ・リーグ14位の30打点、10盗塁(同10位タイ)、OPSは1.073でリーグ2位と、いずれもハイレベルな成績を記録。前日の古巣エンゼルス戦では今季7度目の1試合3安打をマークするも、チームは惜しくも敗れ、今季初の同一カード3連敗を喫した。