ドレイモンド・グリーン、発言で5万ドルの罰金処分に

2025.5.15

レフェリー批判が原因、累計処分額は100万ドル超え―

【©️Golden Stte Warriors,】

 

米プロバスケットボールNBAは、日本時間5月15日(現地14日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属するドレイモンド・グリーン選手に5万ドル(約780万円)の罰金を科したと発表しました。理由は、試合中に審判の公正さに疑問を投げかけるような不適切な発言をしたため。

 

この発言があったのは、5月11日(現地10日)に行われたプレイオフのカンファレンス準決勝・第3戦、ウォリアーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦。

グリーン選手はこの試合で6回目のファウルを犯し、試合残り約4分半のところで退場。

その後、タイムアウト中に試合の賭け(ベッティング)に関する発言をする様子が中継カメラに映し出され、これが問題視された。

試合は接戦となり、終盤にウォリアーズのジョナサン・クミンガ選手が3ポイントを決め、最終スコアは97対102。わずか5点差の惜敗。

グリーン選手は、今季のプレイオフでリーグ最多となる5回のテクニカルファウル(主に暴言や態度による反則)を受けており、あと2つで出場停止処分となる状況。

さらに、危険なプレイを意味する「フレイグラントファウル」も2回取られており、問題視されている。

グリーン選手はキャリア全体で約99万2000ドル(約1億5500万円)の罰金を科せられており、そのうち18万5000ドルは審判に関する行為が原因。

そして、過去には出場停止処分により約320万ドル(約5億円)もの損失も出しているのには、驚きだ。

感情的なプレースタイルとリーダーシップで知られるグリーン選手ですが、たび重なる問題行動はチームや自身の評価に影響を及ぼす可能性もあり、今後のプレイと言動に注目が集まっています。