のん&橋本愛「潮騒のメモリーズ」13年ぶり復活 岩手県久慈市に感動の再会

2026.10.19

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で人気を集めた劇中ユニット「潮騒のメモリーズ」が、放送から13年を経て復活した。のんさんの全国ツアー初回公演に橋本愛さんがゲスト出演。舞台となった岩手県久慈市で、2人が再び並び立つ姿に会場は大きな拍手に包まれた。地元ファンも当時の役名を添えた横断幕で橋本さんを迎え、ドラマが残した絆を改めて感じさせる一夜となった。


 

▪️のんさんの呼びかけで実現した13年ぶりのステージ

のんさんは10月18日、岩手県久慈市の久慈市文化会館で全国ツアー「のん自由(10)ツアー 2026」の久慈公演を開催した。特別ゲストとして登場したのは、女優の橋本愛さん。2013年放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、主人公・天野アキと親友の足立ユイを演じた2人が、劇中ユニット「潮騒のメモリーズ」として再びステージに立った。

会場が暗転すると、2人は赤と青を基調とした、『あまちゃん』を思わせる衣装で登場。橋本さんが背中合わせになりながら「アイドルになりた~~~い!!」と声を上げると、客席から大きな拍手が湧き起こった。

のんさんは「今日は特別な日になりました。13年ぶりの記憶も大分深く刻まれました」と感慨深げに語った。楽曲のサビでは観客も手拍子で参加し、ステージと客席が一体となって懐かしい世界をよみがえらせた。

 

▪️橋本愛さんを迎えた久慈市「ユイちゃんおかえり」の横断幕

今回の公演で印象的だったのは、橋本さんと久慈市の人々との再会だ。

客席には、劇中の役名にちなんだ「ユイちゃんおかえり」というメッセージと、かわいらしいイラストを添えた横断幕が登場。

久しぶりに訪れた橋本さんを地元のファンが温かく迎えた。

橋本さんの出演は、のんさんたっての希望で実現したという。思い入れの深い場所でツアーを始めたいと考えたのんさんが、初回公演の開催地に久慈市を選び、橋本さんに出演を打診。橋本さんも快諾し、13年ぶりの特別な共演が実現した。

橋本さんは「凄く懐かしいし、久慈の雰囲気が変わっていないのがうれしかった」と、変わらぬ街の空気に喜びを見せた。

 

▪️久慈駅で聖地巡礼 行列のできる喫茶店にも注目

橋本さんは公演前、ドラマにもたびたび登場した久慈駅を訪れ、ファンに交じって写真撮影を楽しんだ。

駅前の風景やデパートの看板など、当時の記憶につながる光景を目にし、懐かしさを感じた様子。劇中に登場する喫茶店「モカ」にも話題が及び、「凄く並んでました。行列の横をタクシーでゆっくり通り過ぎました。何人か目が合いましたね」と振り返り、会場の笑いを誘った。

さらに、久慈市の郷土料理で『あまちゃん』にも登場した「まめぶ汁」も味わったという。「めちゃおいしかった。大好きまめぶ。甘じょっぱいの大好き」と笑顔で語り、久慈の食文化も満喫したことを明かした。

ドラマの舞台を実際に訪れ、街並みや食、人々との交流を楽しむ姿からは、作品と久慈市との結びつきが今も続いていることが伝わってくる。

公演には、『あまちゃん』の音楽を担当した大友良英氏も山口県から駆けつけた。おなじみのテーマ曲をはじめ、作品の舞台となった久慈市ならではの選曲でライブを盛り上げた。

放送当時、物語を彩った音楽と登場人物たちの再会は、

長年作品を愛してきたファンにとっても特別な時間となった。

大友氏は、30代となった2人の姿を見て「すっかり大人になって、大きくなったね。俺はちょっと縮んだ」と冗談交じりにコメント。

年月を重ねたからこそ生まれる温かいやり取りに、

会場も和やかな雰囲気に包まれた。