田中将大投手 来季も巨人で現役続行へ 日米通算204勝からダルビッシュ有の208勝に挑む37歳の次なるシーズン

2026.10.12

巨人の田中将大投手が、来季も現役を続行することが決定的となった。

今季は13登板で4勝4敗。シーズン終盤には7回1失点の好投を見せ、日米通算204勝に到達した。球団も豊富な経験と投手陣への貢献を評価しており、プロ21年目となる来季も重要な戦力として期待される。

37歳を迎えた右腕にとって、次なる目標の一つとなるのが、日米通算208勝を記録しているダルビッシュ有投手の勝利数だ。残り4勝に迫る歴史的な記録更新への挑戦が、来季の注目ポイントになる。


 

▪️移籍2年目で開幕ローテーション入りからシーズン終盤の好投まで

田中投手は楽天から巨人に移籍して2年目となる今季、チームの開幕ローテーション入りを果たした。先発陣の顔ぶれが大きく変わる中、2年連続で開幕ローテーションに名を連ね、シーズン序盤は3連勝を記録。阪神戦でも2勝を挙げ、伝統の一戦で存在感を示した。

山崎伊織投手や戸郷翔征投手らが不在となる時期には、先発陣を支える役割も担った。交流戦前まで防御率2点台を維持し、経験豊富な先発投手としてチームに貢献している。

6月途中には2軍での再調整を経験したものの、9月19日の中日戦では7回1失点と好投。自身3年ぶりとなるシーズン4勝目を挙げ、日米通算勝利数を204勝に伸ばした。

この勝利によって、日米通算203勝の黒田博樹氏を上回り、歴代単独2位に浮上。積み重ねてきた実績に、新たな記録が加わった。

 

▪️怪我での故障なくシーズンを完走 若手への助言もチームへの財産に

今季の田中投手を評価するうえで、勝利数だけでなく、シーズンを通じたコンディション維持も見逃せない。

報道によると、田中投手は2年連続で故障なくシーズンを過ごし、2軍でも先発ローテーションを回り続けた。1軍と2軍を行き来する状況でも登板に備え、シーズン終盤には7回を投げ切る投球を披露している。

また、投手陣最年長として、後輩たちに経験を伝える役割も果たしてきた。長年にわたり日米の舞台で培ってきた知識や調整方法は、若い投手にとっても貴重な財産となる。

プロ野球では、ベテラン投手の価値はマウンド上の成績だけで決まるものではない。先発ローテーションを支える力と、チーム全体に与える影響。その両面が、来季の戦力構想を考えるうえで重要になりそうだ。

 

▪️ダルビッシュ有の208勝まで残り4勝 記録更新への期待

田中投手が次に視野に入れる記録は、ダルビッシュ有投手が持つ日米通算208勝だ。田中投手は204勝まで積み上げており、差は4勝となっている。

来季に4勝を挙げれば、ダルビッシュ投手の記録に並ぶことになる。さらに勝ち星を積み重ねれば、日米通算勝利数の歴史に新たなページを刻む可能性もある。

もちろん、記録達成には登板機会やコンディション、チーム事情など複数の要素が関係する。それでも今季終盤の好投は、来季への期待をつなぐ材料の一つだ。