ドジャースが投手枠を拡大へ ロバーツ監督が野手1人の入れ替え明言 腰痛のロハスは状態を見極め判断
ロサンゼルス・ドジャースが、12日(日本時間)に開幕するブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズに向け、投手陣の増員を進める。デーブ・ロバーツ監督は10日(同)、野手を1人減らして投手を1人加える方針を明らかにした。
腰痛で地区シリーズ第4戦を欠場したベテラン内野手ミゲル・ロハス選手についても言及し、今後の状態を確認したうえで判断する考えを示した。
▪️最大7試合の戦いへ 投手起用の選択肢を拡充
ドジャースはブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗で突破。次はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズに臨む。
地区シリーズは3戦先勝制だったが、リーグ優勝決定シリーズは4戦先勝制となり、最大7試合を戦う可能性がある。延長戦も含め、シリーズが長期化すれば投手陣への負担は大きくなる。
ロバーツ監督は9日(同10日)のオンライン取材で、投手枠を1つ増やす方針について「確実に行うこととして、投手枠をひとつ増やすつもりだ」と説明。追加する投手については、会見後にスタッフと協議して決定するとした。
「当然、野手を1人外さなければならない」とも語り、投手と野手の登録バランスを見直す方針を明確にした。
短期決戦では、先発投手の登板間隔や救援陣の起用法に加え、試合展開に応じた継投の判断も重要になる。ドジャースは投手の選択肢を増やすことで、接戦や延長戦を含めた幅広い展開に備える構えだ。
▪️腰痛のロハスは回復状況を確認 登録メンバー入りは流動的
投手枠の拡大に伴い、注目されるのが野手の登録メンバーから外れる選手だ。
候補の一人として考えられるのが、腰痛を抱えるロハス選手。地区シリーズ第3戦で途中交代し、第4戦を欠場していた。
ロバーツ監督によると、ロハス選手は画像診断を受けた。検査では以前から抱えていた問題が多くを占めていたといい、指揮官は翌日の状態を確認する考えを示した。
「そのため確定的なことは言えないが、今日は正しい方向への一歩だったと言える」
監督は回復に向けた前向きな変化を示唆しつつも、出場可否については慎重な姿勢を崩していない。
ロハス選手は内野の複数ポジションをこなせるユーティリティー選手であり、経験豊富なベテランとしてチームを支える存在でもある。守備位置の柔軟性やベンチでの役割を考えれば、単純に出場機会だけでは測れない戦力的な価値がある。
一方、コンディションが万全でなければ、長丁場のシリーズを見据えた登録判断にも影響する。投手を1人増やす方針が固まるなか、ロハス選手の回復状況はメンバー構成を左右する要素の一つとなりそうだ。
▪️投手陣の厚みと野手の柔軟性 シリーズ突破へ重要な選択
リーグ優勝決定シリーズでは、ワールドシリーズ進出を懸けた最大7試合の戦いが待つ。ドジャースにとって、投手を増員する判断は、終盤の継投や延長戦への備えを強化する狙いがある。
ただし、野手を1人減らせば、代打や守備固め、故障者が出た際の対応などにも影響する。投手陣の厚みを確保しながら、野手の層をどう維持するかが登録メンバー決定のポイントになる。
ロバーツ監督は追加する投手をスタッフと協議して決める方針を示しており、ロハス選手についても状態を見極める構えだ。ブルワーズとのシリーズを前に、ドジャースがどのような布陣を選択するか。

