大谷翔平選手「子供たちと接する時間が長かった」IL(故障者リスト)期間に感じた家族の存在の大きさ「気持ちの面でも違った」

2026.10.3

【©️Los Angeles Dodgers 】

ドジャースの大谷翔平選手が、

右腕のコンディション不良によってIL入りしていた期間の過ごし方を明かした。

10月3日(日本時間)、ポストシーズンの地区シリーズ第1戦を翌日に控え、本拠地で行われた前日会見に出席。

今季途中から続いたコンディションとの長い期間の戦いを振り返る中で、家族と過ごした時間について語った。

大谷選手はIL期間について「家の中にいる時間が長かったけど、子供たちと接する時間が長かった。1人の時だったら相当考える時間も長いし、しんどかったのかなと思いますけど、いっぱい人がいたので、そこはだいぶ気持ちの面でも違った。家族がいたことで気持ちの面でも違った」と口にした。

そこには、数字や記録だけでは伝わらない、大谷選手の日常が垣間見える。


 

▪️「娘を中心に左手で頑張ってました」

大谷選手は、昨年誕生した第1子の長女との時間についても言及。

右上腕をかばいながら、

「もう(第1子の)娘は左手だけでいけるので、ちょっと(今年6月に生まれた)息子は無理ですけど、娘を中心に左手で頑張ってました」

と笑顔を交えて話した。

今年6月には第2子となる長男の誕生も発表されたばかり。二刀流としてグラウンドで戦い続ける一方、家庭では2児の父親として過ごす時間が増えていたことになる。

大谷選手にとって、IL入りは決して野球だけを考える時間ではなかった。

むしろ、家の中で子供たちと過ごす時間が増えたことで、普段とは違う日常を経験する期間にもなった。

 

▪️スターの誠実にメディアに語った「家族」の存在

大谷選手は今季、投打二刀流でのフル回転を期待されていた。

3月にはWBCに出場し、ドジャースでは3年ぶりに開幕から先発ローテーション入り。投手として14試合に登板して8勝2敗、防御率1.79を記録する一方、打者としても135試合で打率2割7分5厘、30本塁打、81打点、11盗塁をマークした。

しかし、シーズン途中には左膝、右上腕二頭筋と相次いでコンディションの問題を抱え、最終的には投手としての今季復帰を断念。打者に専念してシーズン終盤を迎えた。

そんな厳しいシーズンの中で、大谷選手が振り返ったのが「家族と過ごした時間」だった。

世界最高峰の舞台で結果を求められ、毎日のようにニュースになる大谷選手。

だからこそ本人の口から語られる家族との時間には、特別な意味がある。

ホームラン、勝利、二刀流、記録。

大谷翔平選手を語るとき、どうしてもグラウンド上の姿が中心になる。

しかし、今回の会見では、その舞台を離れた場所で大谷選手を支える「家族」の存在が本人の言葉によって伝えられた。

ドジャースは今季も地区優勝を果たし、ポストシーズンへ進出。

大谷選手にとっては、自身3度目のポストシーズンとなる。

レギュラーシーズン終盤には8月以来、本塁打が出ない期間も続いたが、ロバーツ監督は最近の状態について「ここ2か月で最高のバージョンの翔平を見られると確信している」と説明している。

シーズンを通して投打二刀流、そしてコンディションとの苦しい戦いを続けてきた大谷選手。

その裏側には、家族と過ごした時間があった。

スーパースターだからこそ、その一挙手一投足が世界中から注目される。

本人が自ら発信した真摯にメディアに対応して

「家族との時間」を伝えることにも意味がある。