「ミヤネ屋」20年間 5134回の放送 歴史に幕 宮根誠司アナ「寂しさと、肩の荷が下りたような気持ち」藤村幸司リポーターは闘病を公表

2026.10.2

日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」が2日、最終回を迎えた。

2006年7月31日に関西ローカル番組としてスタートしてから20年。放送回数は最終回で5134回を数え、宮根誠司アナを中心に数多くのニュースを伝えてきた番組が、その歴史に幕を下ろした。


 

▪️宮根アナが20年を振り返り「今日が最終回です」

宮根アナは番組冒頭、「2006年の7月31日からはじまりました、ミヤネ屋。今日が5134回目の放送となりました。今日が最終回です」とあいさつ。

スタジオまでの通路では、20年間の放送で取り上げてきた社会的な出来事をパネルで振り返り、長い歴史を視聴者とともにたどった。

最終回は「あのニュースの主役を直撃&大表彰SP」と題して放送。

宮根アナ自ら将棋の藤井聡太六冠と師匠の杉本昌隆八段を訪ね、師弟そろってのインタビューを行ったほか、スタジオには女優の沢尻エリカさんがサプライズ出演した。

さらに、俳優の渡辺謙さん、天海祐希さん、大泉洋さんからVTRメッセージが寄せられ、吉永小百合さんからは直筆の手紙が届くなど、最終回らしい顔ぶれが並んだ。

 

▪️藤村幸司リポーターが4か月ぶりに登場 闘病を公表

エンディングでは、番組を長年支えてきた藤村幸司リポーターも4か月ぶりにスタジオへ登場。

藤村リポーターは、がんで闘病していたことを公表した。

宮根アナは藤村リポーターについて、「一リポーターというだけではなく、僕のよき相談相手でもあった」と語り、20年間をともに走ってきた仲間への思いを吐露。

「藤村さんと何とか20年間駆け抜けたいなと思ってたんですけど。うん、治ってくれてありがとう」

そう言葉をかけると、声を震わせる場面もあった。

藤村リポーターも「4か月ぶりのスタジオで、帰ってこられるとは思いませんでしたが、宮根さんとか、スタッフが支えてくれて、本当に20年間ファミリーだったなと思います」と感謝を伝えた。

番組そのものだけではなく、出演者やスタッフが積み重ねてきた時間の重みが感じられる場面となった。

 

▪️「寂しさ」と「肩の荷が下りたような気持ち」

そして、20年間番組の中心を担ってきた宮根アナが、最後の思いを語った。

「今の正直な気持ちを言うと、寂しさと、肩の荷が下りたような気持ちがありまして」

長期間にわたって平日の情報番組を背負ってきた宮根アナにとって、最終回は寂しさだけではなく、大きな責任を終えた安堵も入り交じる瞬間となった。

さらに、

「これから僕の司会者人生はそんなに多くないと思いますけど、まだまだ微力ですが、何ができるか分かりませんけども、やっぱりテレビをご覧のみなさんのお力になれて平和で笑顔になる楽しいことを伝えられる司会者になれるように精進したいなと思っています」

と今後への思いを語った。

20年間、番組を見守ってきた視聴者や、出演者、スタッフへの感謝を伝えた宮根アナ。

最後は「20年間本当にありがとうございました」と頭を下げ、

「それでは、ミヤネ屋、これにて閉店ガラガラ!さようなら~!」

と、宮根アナらしい言葉で締めくくった。

 

▪️20年間で5134回の放送を終えて

「ミヤネ屋」は関西ローカル番組として始まり、その後、全国ネットへと広がった。

ニュースや社会の出来事だけでなく、芸能、スポーツ、事件、話題の人物など、その時々のニュースをスタジオと現場から伝えてきた。

最終回には、ガダルカナル・タカさん、アンミカさん、杉山愛さん、丸岡いずみさんらも出演。

また、10月5日からスタートする後継番組「ニュースto」のMCを務める読売テレビの黒木千晶アナウンサーと、「SUPER EIGHT」の村上信五さんも登場した。

20年という長い時間を走り続け、5134回の放送を積み重ねた「ミヤネ屋」。

最後のスタジオには、番組を送り出す出演者たちの笑顔と、長い歴史を締めくくる宮根アナの言葉が残った。