村上宗隆選手が4試合ぶり33号!岡本和真選手に並ぶ日本勢トップタイ 死球→四球→一発で示した終盤戦の存在感
ホワイトソックスの村上宗隆選手が、再び豪快な一発で存在感を示した。
現地9月22日(日本時間23日)、敵地カウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦に「4番・一塁」で先発出場。7回の第4打席で4試合ぶりとなる33号2ランを放ち、今季本塁打数でブルージェイズの岡本和真選手に並ぶ日本勢トップタイに浮上した。
試合はホワイトソックスが14-11で勝利。3連勝でア・リーグ中地区首位のガーディアンズを1ゲーム差で追走する中、村上選手の一発が終盤戦の重要な勝利をさらに印象づけた。
▪️左肘への死球から始まった一日 それでも打席に立ち続けた村上
この日の村上選手は、いきなりアクシデントに見舞われた。
1回の第1打席。初球の内角フォーシームが左肘を直撃し、村上選手は思わず顔をしかめた。ベンチからトレーナーらが駆け寄り状態を確認する場面もあったが、その後は一塁へ進み、プレーを続行している。
さらに3回の第2打席では、フルカウントから一度はストライクと判定されたものの、ABSチャレンジによって判定が覆り、四球で出塁した。
つまり、この日の村上選手は最初の2打席でヒットを記録することなく、死球と四球で塁に出る形となった。
そして迎えた7回だった。
▪️追い込まれてから右翼席へ 約176キロの低い弾道
ホワイトソックスが9-4と5点をリードして迎えた7回、無死二塁。
第4打席に入った村上選手は、ロイヤルズの右腕トニー・ゴンソリン選手と対戦した。
カウント2-2から投じられたカーブを捉えると、打球は右翼方向へ伸び、そのままスタンドへ。
打球速度は109.1マイル、約175.6キロ。飛距離は373フィート、約113.7メートルに達したと報じられている。
4試合ぶりとなる33号2ラン。
日本人選手の今季本塁打数では岡本和真選手に並び、33本でトップタイとなった。
▪️ピッチクロックならぬ「間」を挟んでも集中力を維持
この打席では、さらに一つの出来事があった。
村上選手が追い込まれた場面で、ゴンソリン選手がピッチコムの異常を訴え、一度プレーが止まった。
こうした予期せぬ中断が入った後も、村上選手は打席で落ち着きを保ち、再開後の投球を捉えている。
結果的に、この一打がホワイトソックスのリードをさらに広げる2ランとなった。
MLB公式も村上選手の33号を紹介しており、メジャー1年目のシーズン終盤に入っても、本塁打という最も分かりやすい形で長打力を示している。
▪️33本塁打で岡本和真選手と並ぶ
今回の33号によって、村上選手は岡本和真選手と並んで今季の日本人メジャーリーガー最多本塁打となった。
村上選手はここまで本塁打を量産する一方、9月は打率が低迷する時期もあり、打撃状態について注目が集まっていた。
それでも出塁を重ね、9月23日時点で今季の出塁率は高い水準を維持している。22日のロイヤルズ戦でも、33号に加えて2四死球を記録した。
本塁打だけではなく、四球を含めて出塁することができる点も、シーズン終盤の村上選手を語るうえで重要なポイントになっている。
▪️ホワイトソックスは14得点で3連勝 地区優勝争いも継続
試合そのものも激しい打ち合いとなった。
ホワイトソックスは村上選手の2ランなど、打線が終盤まで得点を重ね、最終的には14-11でロイヤルズを撃破。
3連勝として、ア・リーグ中地区首位のガーディアンズを1ゲーム差で追っている。
残り試合が少なくなる中、1試合の結果が地区優勝争いに直結する時期。
村上選手にとっても、ここからは個人記録だけでなく、チームのポストシーズン進出を懸けた戦いが続いていく。
33本で並んだ村上選手と岡本選手。
岡本選手の所属するブルージェイズは、22日のオリオールズ戦が悪天候で延期となり、23日にダブルヘッダーが組まれている。
シーズン最終盤、日本人選手による本塁打争いはさらに激化するだろう。

