大谷翔平がメジャー通算150盗塁達成 日本選手歴代2位、最多はイチローの509盗塁
2025.4.16
©︎Los Angeles Dodgers,
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、4月15日(日本時間16日)に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場。3試合ぶりとなる今季5個目の盗塁を成功させ、メジャー通算150盗塁に到達した。これは日本人選手としては歴代2位の記録で、トップはイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の509盗塁。
3回、大谷は第2打席で四球を選んで出塁。続くフリーマンの打席で、1ボールからの2球目に果敢に二盗を仕掛け、完璧なスタートを切ってセーフとなった。その後、フリーマンも四球で一・二塁のチャンスを広げ、ウィル・スミスが今季2号となる3ラン本塁打。大谷の盗塁が得点の流れを呼び込む形となった。
前日14日(日本時間15日)の同カードでは、第2打席で今季第5号となるバックスクリーンへの特大弾を放っており、打球速度112マイル(約180.2キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)という今季自己最速の打球を記録。チームの連敗ストップにも大きく貢献していた。
さらにこの日は、今季3度目となる1試合3安打の固め打ち。直前のカブスとの3連戦では12打数1安打と苦しんでいたが、復調の兆しを見せており、「今日は打席からの眺めも良かったし、心地よく打席の中で動けていた」と試合後には手応えを語った。