八代亜紀さんヌード写真アルバムの発売中止を求め事務所が法的手続きへ
2023年12月に逝去した歌手・八代亜紀さん(享年73)の遺族や関係者が、八代亜紀さんのヌード写真が特典として封入されたアルバム『八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね』の発売に強く反発している。
このアルバムは、八代亜紀さんが若かりし頃に撮影されたヌード写真を含んでおり、2鹿児島市のニューセンチュリーレコードから発売予定。
八代亜紀さんの生前の所属事務所である「ミリオン企画」の代表取締役社長、大野誠氏は、14日に公式サイトを通じて声明を発表。
声明の中で、大野氏はアルバム発売に対する事務所の対応について詳細に説明。
大野氏は、事務所が「今年の3月中旬にニューセンチュリーレコードによる問題作の発表を把握し、その後、遺族や外部弁護士とともに対応を協議してきた」と。
さらに、3月27日には代理人弁護士を通じて照会書と通知書を送付したものの、
その後の回答は未だに得られていないことを明かしている。
大野氏は、「現在、当社は刑事・民事を問わず、あらゆる法的手続きの準備を進めている」とし、今後、法的措置を取る意向を示している。
また、大野氏は、今回の問題に関連し「死者の名誉棄損罪」や「わいせつ物頒布罪」など、複数の法的問題に対応することを強調し、
「手続きが進展次第、改めてご報告いたします」とコメントを出している。
一方、ニューセンチュリーレコードは、アルバムの内容について「舟唄」や「雨の慕情」などの八代亜紀さんのヒット曲を収録しており、初めて公開されるヌード写真2枚がポラロイドカメラで撮影されたものだと説明。
この問題を受け、オンライン署名サイト「Change.org」では「八代亜紀さんの尊厳を保護し、リベンジポルノを阻止する」と題した署名活動が立ち上がり、
多くの芸能人やファンがアルバム発売の差し止めを求めて声を上げています。
大野氏は声明の最後に、「八代亜紀を愛し、心から尊敬している多くの報道関係者やファンの皆さまのご支援に感謝申し上げます」と述べ、
アルバムの発売に強く反対する意向を再確認した。