ジョジョの奇妙な冒険の7部―スティール・ボール・ランのアニメ化が決定 

2025.4.13

▪️待ちに待った・・・第7部がついに映像化!

 【©︎JOJO PORTAL SITE official】

人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第7部『スティール・ボール・ラン』のアニメ化されることが、4月12日に開催されたイベント「JOJODAY STAGE」(東京都内)にて正式発表された。

会場では、主要キャラクターであるジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリのキャラクタービジュアルおよびイメージアートが初公開され、

あわせて特報映像も披露。

会場に集まったJOJOファンからは歓声とともに大きな反響が寄せられ、

SNS上でも大きな話題となっている。

 

▪️北米大陸横断レースを舞台に描かれる“魂の物語”

『スティール・ボール・ラン』は、漫画家・荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部にあたり、2004年から2011年まで『ウルトラジャンプ』(集英社)にて連載された。物語の舞台は19世紀末のアメリカ。北米大陸横断レースというフィクションの設定のもと、様々な思惑を抱えた参加者たちが西海岸から東海岸へ向かい、約6,000kmを駆け抜ける。

主人公は、かつて神童と称された元天才騎手・ジョニィ・ジョースター。事故により下半身不随となり絶望の中にあった彼は、回転する鉄球を操る謎の男・ジャイロ・ツェペリとの出会いを機に、再び前進する意志を取り戻す。物語は、2人の旅路を通して「成長」と「希望」、「運命」と「選択」といった普遍的なテーマを描き出す。

レースの裏には、莫大な賞金や国家的陰謀、「聖なる遺体」を巡る争奪戦なども絡み、単なる競技にとどまらないスリリングな展開が特徴だ。

 

▪️高まる注目 第7部はシリーズ随一の人気と評価

『スティール・ボール・ラン』は、シリーズの中でも特に物語性が高く、哲学的かつ構造的な展開で知られる。スタンド能力の表現や「回転」などの新たな理論的要素も加わり、作者の新たな挑戦が随所に見られる作品となっている。

また、ジョニィの内面的な成長と、ジャイロとの友情に焦点を当てた人間ドラマは、多くの読者から高い評価を受けており、これまでのシリーズ以上に感情移入を誘う展開となっている。

こうした背景から、第7部のアニメ化は長年にわたりファンから熱望されており、今回の正式発表により多くの期待が集まっている。

 

▪️アニメ詳細は今後発表予定

現時点では、アニメ版『スティール・ボール・ラン』の制作スタッフ、キャスト、放送時期などの詳細は明かされていない。

今後、公式からの追加情報が随時発表される見通しだ。

なお、『ジョジョの奇妙な冒険』は1987年に連載を開始し、

これまでに累計1億2,000万部以上を発行。

アニメシリーズも2012年から順次制作されており、

すでに第6部『ストーンオーシャン』までが映像化されている。

 

第9部『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』が『ウルトラジャンプ』にて連載中