『ワイドナショー』3月で番組終了!!

2025.1.12

フジテレビ系『ワイドナショー』(日曜午前10時)は、

1月12日の放送で、3月末をもって

番組が終了することを正式に発表。

『ワイドナショー』は、東野幸治が主軸MCを務め、

豪華な有名人をコメンテーターとして迎え、

芸能ニュースから時事問題まで幅広いテーマを

徹底討論する番組として人気を博してきた。

普段ワイドショーで取り上げられることはあっても、

コメンテーターとして出演することの少ない有名人たちが、

独特の感性で持論を展開。

しかし、昨年、冠MCであった松本人志の降板に加え、

主要コメンテーターであった元SMAP・中居正広の性的加害問題など

相次ぐトラブルが発生。

番組全体の勢いが低下している印象は否め無かった。

 

この日、番組の最後にはナレーションで次のように報告されました。
「11年にわたり放送してきた『ワイドナショー』が、

3月いっぱいをもちまして終了することになりました。

残り3か月、楽しい放送を続けていきますので、

引き続きよろしくお願いいたします。」

 

放送冒頭では、

中居正広の性的加害問題が取り上げられた。

出演するコメンテーターたちは、

一字一句慎重な言葉を選びながら発言。

番組に出演した歌手で俳優の武田鉄矢は、

この騒動について強い口調で言及。

また、フリーアナウンサーの神田愛花は、

中居から被害を受けたとされる女性の

精神状態について心配する気持ちを明かした。

番組内では、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が中居の「謝罪声明」に触れた後、

神田が次のように発言。
「当事者同士が解決したことを、私たちがこれほど言うことで、被害に遭ったとされる女性が再び注目され、苦しめてしまっていないか心配です。」

一方、武田鉄矢は、個人的な思いを述べる形で発言。
「私たちがテレビに出て仕事ができるというのは、

単に自分たちのやる気だけでは成り立たないものです。」
その上で、「個人的な思いですが」と前置きし、

カメラ目線で力を込めて次のように語りました。
「私たちがテレビに出る上で、最も避けなければならないのは、

人を傷つけることです。これが芸能という分野で、

エンターテインメントに携わる人間の絶対的な使命です。

我々は誰かを喜ばせたい一心で、この現場に立っています。

その思いを大切にし続けたいと感じています。」

武田の発言は、

中居の問題がエンターテインメント界全体に

大きな影響を与えていることを踏まえた、

正直な心情の吐露であったといえる。