©︎Memphis Hustle

NBA下部リーグ『Gリーグ』最終節が日本時間3月30日に開催。

メンフィス・ハッスルがカピタネスを119-112で下し、

白星でシーズン最終試合を締めくくった。

この試合で圧巻のプレーを披露したのが、

NBAグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝選手（23）。

 

▪️最長出場時間で躍動！

河村はチーム最長となる36分31秒の出場時間を記録し、3ポイントシュート5本を含む21得点、さらに8アシスト、2スティールをマーク。プレーオフ進出を逃したハッスルにとって、この試合が今シーズン最後の戦いとなったが、河村はその舞台で持ち前のスキルを存分に発揮した。

 

▪️魅せるプレー！華麗なノールックパスが炸裂

試合開始早々、河村はフェイダウェイシュートを決めてチームの初得点をマーク。その後も躍動し、相手に背を向けたまま後ろ向きのドリブルでゴール付近へ迫ると、走り込んだ味方にノールックパスを供給。予測不能なプレーで相手ディフェンスを翻弄し、チームの得点を演出した。

特に第1クォーターは圧巻だった。次々とノールックパスでアシストを重ねると、自らも3ポイントシュートを沈め、わずか1クォーターで7得点、5アシストを記録。まさにゲームを支配する活躍を見せた。

 

▪️後半も安定したプレーで勝利に貢献

第2クォーターでも3ポイントシュートを2本決めるなど好調を維持し、前半だけで13得点、7アシスト。後半に入ってもその勢いは衰えず、さらに2本の3ポイントを沈め、最終的には21得点、8アシストを記録した。アシスト数はチーム最多タイとなり、チームの勝利に大きく貢献した。

 

▪️Gリーグ1年目の成績と今後の展望

河村のGリーグ1年目は、24試合に出場し、平均12.4得点、7.8アシストを記録。

フィールドゴール成功率は40.0％。

3ポイントシュートは試投6.5本中2.7本を成功させ、成功率41.0％と高精度を誇った。

シーズン最終戦で好パフォーマンスを披露した河村だが、

ここからの注目はNBAでの出場機会。

グリズリーズのレギュラーシーズンは残り8試合となり、

このタイミングで、河村選手が本契約を勝ち取りNBAの本舞台へ出場の

チャンスを手にできるか！？