ドジャース、阪神にまさかの完封負け…大谷は2打数無安打、

2025.3.16

ドジャース、阪神にまさかの完封負け…大谷は2打数無安打。

スネルが佐藤輝に3ラン被弾

【©︎Los Angeles Dodgers】

 

MLBプレシーズンゲーム ドジャース 0-3 阪神(3月16日、東京ドーム)

メジャー開幕前の大事な調整試合で、ロサンゼルス・ドジャースがまさかの零封負けを喫した。16日、東京ドームで行われた阪神タイガースとの一戦は、才木浩人を中心とする阪神投手陣にわずか3安打に封じ込められ、前日カブスと同じく3安打完封負けを喫する結果に。

▪️大谷は2打数無安打、2戦連発ならず
「1番・DH」で先発した大谷翔平は、阪神先発の才木に苦しめられた。第1打席では内角低めのフォークにバットが空を切り三振。3回の第2打席もフルカウントまで持ち込むも、高めのストレートを打ち上げ中飛に終わった。

6回には代打を送られ、2戦連発とはならなかった。

 

▪️名左腕スネル、痛恨の3ラン被弾
ドジャースの先発はサイ・ヤング賞2度受賞のブレイク・スネル。序盤は3回までパーフェクトと貫禄の投球を見せたが、4回に阪神打線の粘りに屈した。先頭の近本に四球を与えた後、中野にヒットを浴び、無死一・三塁のピンチを招くと、佐藤輝にライトスタンドへ運ばれる3ランホームランを献上。ここで均衡が破られ、ドジャースは追う展開を強いられた。

 

▪️ドジャース打線、阪神リリーフ陣を攻略できず
一方の打線は阪神リリーフ陣の前に沈黙。後半のヒットは6回のアンディ・パヘス、8回のオースティン・バーンズの2本のみ。最後まで得点を奪えず、9回裏までの特別ルールが適用されるも、反撃の糸口はつかめなかった。

 

▪️ド軍投手陣も奮闘、グラスノーが圧巻の無失点リリーフ
スネルは4回1/3を投げ3安打3失点7奪三振で降板。2番手のマット・サウアーが後を引き継ぎ、6回から登板した昨季開幕投手のタイラー・グラスノーは9回裏まで4イニング無失点の好投。最終回には2死満塁のピンチを招いたが、ここを切り抜け、7奪三振の圧巻のピッチングを披露した。

 

▪️くいよいよMLB開幕シリーズへ
これでドジャースのプレシーズンゲームは終了。18日、19日には東京ドームでシカゴ・カブスとのMLB開幕シリーズが控えている。プレシーズンで見えた課題を克服し、開幕戦ではドジャースらしい強打の攻撃を見せられるか、注目が集まる。