河村勇輝選手 攻守で存在感示す6得点4アシスト 多彩なパスワークで連勝に貢献

2026.4.10

【©️Chicago Bulls 】

NBAのシカゴ・ブルズに所属する河村勇輝選手が9日(日本時間10日)、敵地でのワシントン・ウィザーズ戦に途中出場し、攻守にわたり印象的なプレーを披露した。チームは119―108で勝利を収め、連勝を達成した。


 

ベンチスタートとなった河村選手は第1クォーター途中から出場。限られた時間の中でもすぐに試合へ溶け込み、視線を巧みに使ったノールックのバウンズパスで味方の3ポイントシュートをアシスト。ゲームメークのセンスを発揮し、攻撃のリズムを生み出した。

第2クォーターでは守備面でも存在感を強める。

相手のオフェンスファウルを連続して誘発し、流れを引き寄せると、ドライブからの鋭いバウンズパスで得点機を演出。さらにフリースローでこの試合初得点を挙げ、攻守両面でチームに貢献した。

第3クォーターは途中出場から速攻の起点となり、アシストを記録。接触プレーで厳しいファウルを受ける場面もあったが、落ち着いてフリースローを沈め、着実に得点を重ねた。

勝負どころの第4クォーターでは、背後から走り込む味方へバックビハインドのバウンズパスを供給。華やかなプレーに会場も沸き、試合の流れを引き寄せた。さらに速攻から自らレイアップシュートを決めるなど、終盤の重要な局面でも役割を果たした。

この日は約22分の出場で6得点4アシスト4リバウンドを記録。フィールドゴール成功率や3ポイントシュートには課題を残したものの、試合全体を通じたゲームコントロールと守備での貢献が際立った内容となった。

試合後に河村選手はメディアの取材に対して「ボールをシェアしながら助け合う自分たちのバスケットができている。連戦の中での勝利はとても嬉しい」とコメント。また、シーズン前に血栓の影響で離脱していたことにも触れ、「こうして再びコートに立てていることに感謝している」と語った。

レギュラーシーズン終盤を迎える中、「最後まで全力でやり切りたい」と前を見据えた河村選手。限られた出場時間の中でも確かな存在感を示し、チームにとって欠かせないピースとして価値を高めている。