NCAA男子決勝 ミシガン大が37年ぶりに全米の大学バスケット頂点へ 守備力と勝負強さでコネティカット大撃破

2026.4.7

【©️University of Michigan 】

全米を熱狂に包む大学バスケットボールの祭典「マーチ・マッドネス」。

その頂点を決めるNCAA男子トーナメント決勝が現地6日、インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで行われ、ミシガン大学ウルヴァリンズがコネティカット大学ハスキーズを69-63の僅差で下し、

1989年以来となる全米制覇を果たした。


ロースコアの接戦となったこの一戦。

ミシガン大は3ポイントシュート成功が13本中2本と苦しみ、今季でも3番目に低い得点にとどまった。それでも勝負を分けたのは粘り強さだった。フリースローは28本中25本成功(成功率89.3%)と高精度を誇り、着実に得点を積み重ねて主導権を握った。

さらに特筆すべきはチーム構成だ。

スターティング5人全員が他校からの編入選手という異例の編成で、

全米制覇を成し遂げており、チームとして歴史に名を刻んだ。

 

攻撃をけん引したのはエリオット・カドー。

フィールドゴール11本中5本を決めて19得点を挙げ、3リバウンド、2アシスト、2スティールと攻守に存在感を示した。この活躍により、大会最優秀選手(MOP)にも選出された。

試合前にコンディションが注目されたヤクセル・レンデボルグは13得点をマーク。

万全とは言えない中でもチームに貢献した。加えてモレズ・ジョンソンJr.は12得点、10リバウンドでダブルダブルを達成し、インサイドで存在感を発揮した。

 

そして、この試合で最も際立ったのはミシガン大のディフェンスだ。

相手のフィールドゴール成功率を33%に封じ、3ポイントも32本中9本に抑えるなど、徹底した守備で試合の流れを掌握。ダスティ・メイHC率いる守備戦術が、王座奪還の原動力となった。

 

一方のダン・ハーリーHC率いるコネティカット大は、過去4シーズンで3度目、通算7度目の優勝を狙ったが、あと一歩及ばなかった。主将格のアレックス・カラバンは17得点、11リバウンドのダブルダブルに加え、2アシスト、2スティールと奮闘したものの、チームを勝利には導けなかった。

また、元ミシガンのタリス・リードJr.も13得点、14リバウンドと気を吐いたが、周囲のシュート精度が上がらず苦戦。ブレイロン・マリンズもフィールドゴール17本中4本と不調で、チーム全体として攻撃のリズムを最後までつかめなかった。