河村勇輝選手、鮮烈アシストで本拠地を魅了 短時間で存在感もブルズは大敗
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NBAのシカゴ・ブルズに所属する河村勇輝選手が現地時間3月18日(日本時間19日)、本拠地でのトロント・ラプターズ戦に途中出場。限られたプレータイムの中で持ち味を発揮し、5得点2アシスト1リバウンドと存在感を示したが、チームは109―139で大敗を喫した。
試合は序盤からブルズが主導権を握れず、終始ラプターズに押し込まれる苦しい展開。大差を背負ったまま迎えた第4クォーター、残り7分42秒に河村がコートに立つと、本拠地のファンからは大きな歓声が沸き起こった。
ハイライトは出場直後に訪れる。
速攻の場面で河村選手は、代名詞ともいえるビハインド・ザ・バックパスを完璧なタイミングで正確に披露。
これに反応した味方が豪快なダンクを叩き込み、会場のボルテージは一気に高まった。華麗なアシストに現地実況も思わず声を張り上げるなど、
短時間で強烈なインパクトを残した。
その後も攻撃のリズムを作り続けた河村選手は、残り4分13秒に鋭いドライブからプルアップジャンパーを沈めてNBA初得点を記録。
冷静な判断でアシストも重ね、さらに積極的なアタックからファウルを誘発。
フリースローも確実に沈めるなど、効率の高いプレーを披露した。
最終的に出場時間は7分42秒ながら、5得点2アシスト1リバウンドをマーク。
これで4試合連続の途中出場となり、限られた時間の中でも試合の流れを変え得るクリエイティブなプレーで評価を高めている。
敗戦の中でも、河村のパフォーマンスは大きな注目を集めた。
公式SNSではこのアシストシーンがハイライトとして拡散され、再生数も急伸。
ブルズの中でも特に高い関心を集める存在となっており、
SNS時代における“見せる力”という点でも価値の高さを示している。
プロスポーツにおいて、チームの人気や注目度を左右するのは選手個々の魅力だ。
そうした観点からも、河村選手の起用には競技面にとどまらない意義があると言えるだろう。
次戦、ブルズは本拠地でクリーブランド・キャバリアーズと対戦予定。
結果がすべてを問われる世界において、短い出場時間でも確かなインパクトを残し続ける河村選手。そのパフォーマンスを踏まえれば、起用時間の拡大は十分に検討されるべき選択肢だ。停滞するチーム状況の打開へ―若き司令塔に託される期待は高い。

