【ミラノ五輪】深田茉莉選手 19歳の衝撃V 予選7位から逆転の金メダル 女子スロープスタイルで歴史刻む
2026.2.19
2月18日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード女子スロープスタイル決勝がリビーニョ・スノーパークで行われ、19歳の深田茉莉(ヤマゼン)が金メダルを獲得した。五輪初出場での頂点。予選7位からの逆転劇は、日本スノーボード界に新たな1ページを刻む快挙となった。
悪天候の影響で日程が変更される波乱の展開となった決勝。それでも深田は冷静だった。3回の試技のうち最も高い得点で争われるフォーマットの中、3本目に87.83点を叩き出し首位をキープ。プレッシャーが最高潮に達するラストランで、自らの完成度を証明してみせた。
スロープスタイルは、キッカー(ジャンプ台)やレール、ボックスなどが配置されたコースで技の難度、完成度、独創性を競う種目。高度な空中技と繊細なボードコントロールが求められる中、深田は持ち味の“スイッチバックサイド”を軸に構成。最難関とされる方向からのアプローチを堂々と決め、ジャッジの評価を引き寄せた。
実は今大会、深田は9日のビッグエアで9位に終わり、悔しさを味わっている。初の五輪舞台で結果を残せなかった経験が、この日の滑りに重みを与えた。「もう一度、表彰台を目指す」。その強い覚悟が、逆転金へとつながった。
同日には男子スロープスタイルで長谷川帝勝(TOKIOインカラミ)が銀メダルを獲得。男女同日メダルという日本勢の躍進も大会を彩った。
