沖縄で“再起”と“真価”が交差する!KNOCK OUT初上陸、木村ミノル選手の復帰戦の意味
キックボクシングイベント「KNOCK OUT」が、2026年4月18日に沖縄コンベンションセンターで開催する『KNOCK OUT.63 KNOCK OUT SPRING FES IN OKINAWA』(U-NEXT配信)。団体初の沖縄大会は、単なる地方開催ではない。“再起”と“真価”が交差する、象徴的な興行になりそうだ。
象徴の一人が、元ONE世界王者のシッティチャイ・シッソンピーノンだ。
世界の頂点を知るベテランは、昨年12月の海人戦に続くKNOCK OUT参戦。完成度の高いテクニックと勝負強さで、団体の国際的価値を押し上げる存在となる。
国内勢では、ISKA世界K-1ルール スーパーフェザー級王者の龍聖が2026年初戦に臨む。キャリアを積み上げてきた王者にとって、地方大会は通過点ではない。団体初の沖縄という舞台で“主役”を張れるかどうかが問われる。
そして最大の焦点は、木村“フィリップ”ミノル選手の約3年ぶり参戦だろう。
2023年のKNOCK OUT初登場では、1ラウンド32秒KOという衝撃を残した。
しかし体重超過、さらに禁止薬物問題により無効試合に。
強烈なインパクトは、一転してキャリアの影を落とした。
その後、K-1 WORLD MAXで復活のKOを飾るも、負傷欠場など波は続いた。
現在はジム対抗戦「THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED」でBattle Boxの代表を務める立場にある。今回の沖縄大会は、単なる復帰戦ではない。“信頼の回復”という見えない相手との戦いでもある。
2月19日には首里城公園・守礼門前で公開記者会見が行われ、対戦カードが発表される予定だ。さらに、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者で元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕選手も登壇。
団体の現在地を象徴する顔ぶれがそろう。
沖縄初開催という“祝祭”の裏で、それぞれが背負う物語は重い。
世界の実績、国内王者の矜持、そして再起を期す元スター。
春の沖縄で鳴るゴングは、単なる一戦の始まりではなく、
KNOCK OUTの次章を告げる合図になる。

