“視聴率トップ”で幕を引くという異例!宮根誠司氏が『ミヤネ屋』に下した決断は、テレビの成功モデルそのものへの別れだった

2026.1.28

©️読売テレビ】

平日 昼のテレビを20年以上にわたって継続してきた情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』が、今秋にも終了する見通しとなったことを女性誌が報じた。
司会を務める宮根誠司氏(62)が、自ら番組終了を申し出たという。

視聴率低迷による打ち切りではない。
むしろコア視聴率では依然として

同時間帯トップクラスを維持している中での“勇退”だ。

この決断は、単なる人気司会者の番組卒業ではない。
「帯番組の王者」が、自ら成功モデルを降りるという、

テレビ史的にも異例の選択と言っていい。


 

▪️「終わらせたい」申し出!局の引き止めを退けた62歳の覚悟

テレビ局 関係者によると、宮根氏が番組を終えたいと意思を伝えたのは最近のことだったという。
読売テレビ、日本テレビの上層部を含め、複数の関係者が引き止めに動いたが、結論は変わらなかった。

背景にあったのは年齢ではなく 停滞への拒否感だった。

宮根は還暦を迎えた頃から、「安定に居座ること」よりも「もう一度ゼロから挑戦すること」に価値を見出すようになっていたという。
40歳で会社員を辞め、フリーアナウンサーへ転身したあの時と、同じ心境だ。

 

▪️視聴率は“敗因”ではない『ゴゴスマ』との競争の裏側で

一部では、裏番組『ゴゴスマ』の台頭による視聴率競争が理由と見る声もある。
確かに世帯視聴率では拮抗する局面も増えた。

しかし、13〜49歳のコア視聴率に目を向ければ、

『ミヤネ屋』はいまだ首位をキープしている。
広告価値という点でも、番組は“勝っている側”だ。

つまり今回の終了は、数字の敗北ではなく、思想の選択である。

20周年を迎えた昨年、宮根氏は番組についてこう語っていた。

平時は自由で、非常時にはいちばん頼りにされる。
そんな正体不明の番組でありたい。

だがその言葉の裏には、帯番組というフォーマットの限界もにじんでいた。

毎日生放送。
時事、事件、災害、政治、芸能
社会のすべてを引き受け続ける番組は、司会者の人生そのものを消耗させる。

トップであり続けるほど、降りるタイミングは難しくなる。
だからこそ宮根は、「まだ戦えるうち」に終わらせる道を選んだ。

『ミヤネ屋』の終了は、ひとつの番組の終わりではない。
それは、「強い司会者が帯番組を20年支配する」時代の終焉を象徴している。

SNS、配信、切り抜き動画が主戦場となった今、
“毎日2時間、同じ顔を見る”という体験自体が、過去のものになりつつある。

現時点で、後継番組や宮根氏の次の仕事は白紙だという。
だがそれは、不安ではなく「余白」だ。

成功の絶頂で、自ら幕を引く。
それは、トップランナーにしか許されない選択であり、

同時に最も勇気のいる決断でもある。