鹿島学園の“最後の砦”が国境を越えて評価急上昇 タイU-19代表入りへ現実味、Jクラブも視野に

2026.1.13

【高校サッカー決勝でのスーパーセーブ動画:撮影・高須基一朗】

全国のサッカーファンを熱くさせた第104回全国高校サッカー選手権。

その舞台で、ひときわ異彩を放っていた存在がいた。鹿島学園のゴールマウスを守ったタイ人GK、プムラピー・スリブンヤコだ。

 

準優勝に終わった決勝では3失点を喫したものの、PKストップを含む数々のビッグセーブでチームを救い続けたその姿は、日本のみならず母国タイでも強いインパクトを残した。タイのメディア「BallThai」報道では、プムラピーがタイU-19代表候補リストに名を連ねていると報道。国際舞台への扉が、いよいよ現実のものとなりつつある。


 

プムラピーはタイの名門ムアントン・ユナイテッドの育成組織出身。

そこから鹿島学園へ渡り、異国の地で高校サッカーという厳しい競争環境に身を投じた。193センチの長身に加え、足元の技術、ビルドアップ能力、ロングキックの正確性を兼ね備えた現代型GKとして、その評価は大会を通じてうなぎ上りだった。

タイでは現在、新たにU-19代表を率いると目されるシリサック・ヨーダイヤッタイ監督の人選にも注目が集まっており、同監督がプムラピーの招集に強い関心を示しているとも伝えられている。2026年にはASEAN選手権、そしてアジアカップ予選が控えており、その中核を担うGK候補として、すでに名前が浮上しているのだ。

さらに、評価は代表レベルにとどまらない。タイメディアは「すでにJリーグクラブからも関心を寄せられている」と報じ、日本でのステップアップの可能性にも言及。

高校3年生となる次シーズン、

再び選手権の舞台に立つ資格を持つプムラピーにとって、

105回大会は“プロへの最終オーディション”となるかもしれない。