公式球が爆売れの予感!?Jリーグが“キャプテン翼モデル”導入へ 百年構想リーグで採用、大空翼の必殺シュートをデザイン

2025.12.17

Jリーグは16日、シーズン移行に伴って開催される特別大会「」(2026年2月~6月)で使用する公式球として、人気サッカー漫画『キャプテン翼』とコラボレーションした「TSUBASA J PRO」を採用すると発表した。国民的作品とのタッグが実現し、ファンの間では早くも“公式球は爆売れ必至”との期待が高まっている。


新公式球は、『キャプテン翼』の主人公・大空翼の代名詞であるドライブシュートをイメージしたデザイン。美しい軌道を描いてゴールへ向かう「翼」をモチーフに、ピッチ上での存在感と高い視認性を両立させた。製造は日本発のスポーツブランド「SFIDA」が手がける。

都内で行われた発表会に出席した原作者・高橋陽一氏は、「このような形でJリーグと関われるのは大変光栄。多くの選手や子どもたちの夢をかなえるボールになってほしい」とコメントした。

野々村芳和チェアマンは、今年7月のE-1選手権で同ブランドのボールを使用した際、選手やスタッフからキックの感触や操作性について意見を集めたことを説明。

「現場の評価が高く、今回の採用に至った」と明かした。

「TSUBASA J PRO」は、最高品質のマイクロファイバーPIレザーを採用。柔らかなタッチと優れたグリップ性を備え、全天候でも安定した操作性を実現している。12枚均一のパネル構造と独自プリント技術により、視認性の向上も追求した。

競技性と物語性を兼ね備えた“キャプテン翼モデル”の公式球は、ピッチを彩るだけでなく、ファンの所有欲も強く刺激する存在となりそうだ。