アマ6冠の片岡雷斗選手がプロ転向を正式発表!! 大橋ジムから次世代エース誕生
2025.12.1
大橋ジムの次なる“切り札”がついに動き出した。
アマチュアで6冠を達成した片岡雷斗(19)が1日、横浜市の大橋ジムで会見を開き、プロ転向を正式に発表した。大橋ジムはこれまで井上兄弟や武居晃斗といったスター選手を輩出しており、片岡のプロ入りは“次の一手”として注目を集める。
千葉・佐倉市出身の片岡選手は、兄・亜沙人の試合を見たことをきっかけに9歳でボクシングを開始。習志野高時代には高校5冠を達成し、23年にはアジア・ユース選手権51キロ級で優勝するなど、アマチュア界で輝かしい実績を残してきた。
高校卒業後は、プロ入りか五輪挑戦か進路に悩んだ時期もあったが、大橋秀行会長(60)の助言を受け、一時は2028年ロサンゼルス五輪での金メダルを目標にアマチュアを継続。
しかし、ここに来てプロへの挑戦を決断。
大橋ジムとNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」との支援契約を活かしながら、基本的にはプロボクサーと同じ環境で練習を積んできた。
8月の国スポ関東ブロック大会では、成年バンタム(55キロ)級決勝で兄・亜沙人を5-0で下して優勝するなど、家族を巻き込んだボクシング界の話題も振りまいた。
7人兄弟の三男で、兄弟全員がボクシング経験者という家庭環境も、類まれな才能を育んだ背景だ。
大橋会長は「才能という点では、今まで見た中で一番の天才かもしれない」と片岡を絶賛。井上兄弟や武居選手に続く大橋ジムの新たなエースが、プロのリングでどのようなキャリアを積んでいくのか期待が高まる。

