千賀滉大投手、メッツ残留の意向を表明もトレード可能性は依然として――先発再編の中で注目

2025.12.1

【©️New York Mets 】

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が、球団に対して「メッツに残りたい」との意向を伝えたと、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じた。

ただし、千賀投手のトレード拒否権は限定的であり、球団が放出に動く可能性は依然として残っているという。


 

千賀投手は2023年オフにメッツと5年総額7500万ドルで契約を締結。

今季は開幕から安定した投球を見せ、6月までは防御率1点台を記録するなど好調だった。しかし、右太もも裏の故障で戦列を離れた後、復帰後の成績は振るわず、9月には再調整のためマイナー降格も経験した。

メッツは今オフ、先発ローテーションの再編に注力しており、先発候補は豊富に揃う状況。千賀投手の放出によって若手有望株の起用枠を確保できるとの見方もある。

千賀投手の残り契約は2年2800万ドル(約43億円)で、

現状の市場価値からすれば、他球団が「買い時」と評価する向きもある。