元プロ野球選手の松坂大輔氏、左ふくらはぎの肉離れでカシオワールドオープン途中棄権

2025.11.28

元プロ野球投手・松坂大輔氏が、男子プロゴルフツアー

「カシオワールドオープン」第2ラウンドで途中棄権した。

会場は高知・Kochi黒潮カントリークラブ(7375ヤード、パー72)。

レギュラーツアー初参戦の松坂氏は、左ふくらはぎの肉離れにより、

12番ホール終了時点でプレーを断念した。


 

松坂氏は、途中から足を引きずりながらも懸命にプレーを続けたが、

4番パー4で「8」を叩くなど、2ボギー、3ダブルボギーを記録。

12番終了時で通算14オーバーと苦しい展開となった。

前日の第1ラウンドでは16番ホールのティーショットを右隣の15番に曲げるミスがあり、その際に距離のある急な坂を上ったことで負傷したという。

「ピリッときたときは大丈夫かと思ったが、痛み止めを飲んでも途中から我慢できなくなった。自分だけでなく、同組の岡田晃平選手、宮里優作選手にも迷惑をかけると思い、12番を終えて棄権を決断した」と松坂氏は振り返った。

初日は4バーディー、6ボギーの2オーバー74で回り、108人中96位の順位で終えていた。

「初日は出来すぎと思うくらいの内容で、2日目も自分なりに期待して臨んだ。足さえもってくれればと思っていたが、最後までやることより周囲への影響を考え、ハーフ終了時点でやめる判断をした」とコメント。

昨年は下部ツアー2試合に出場しており、今回がレギュラーツアー初挑戦。

「レベルの違う緊張感を味わい、ゴルフをもっと上達させたいというモチベーションになった。しっかり練習とケガをしないトレーニングを積み、また機会があれば挑戦したい」と語り会場を後にした。