松岡昌宏さん 35年の歩みに一区切り 11月末でSTARTO社退所し独立へ
国分太一さんのコンプラ問題を経て新たな道へ。
株式会社TOKIOと同じ場所に個人事務所を設立。

【©️STARTO ENTERTAINMENT】
今年、35年の歴史に幕を下ろしたTOKIO。
その半生をグループと仲間に捧げてきた松岡昌宏さん(48)が、
静かに大きな決断を下した。
10月上旬、東京・港区のオフィスビルに
「MMsun」という名のマネジメント会社が設立された。
代表取締役は松岡昌宏さん。
かつて城島茂さん(55)、国分太一さん(51)と共に
「株式会社TOKIO」を運営してきた彼が、
同じ場所で今度は自身の個人事務所を立ち上げた形だ。
取締役は松岡1名のみ。
資本金や発行済株式数は「株式会社TOKIO」と変わらない一方、
事業目的には新たに“音楽著作権の管理”“原盤の企画・制作”なども加わった。
これまでSTARTO ENTERTAINMENT(以下、スタート社)に委ねてきた領域も、
今後は自身の会社で手がけていく姿勢がうかがえる。
「株式会社TOKIO」も事務手続きが整い次第、廃業が決定。
1990年4月の結成から35年間にわたるグループの歴史に、静かに幕が下りた。
それから約5か月。舞台主演やバラエティ出演を続けながら、
松岡さんは自らの「第二章」へ向けて準備を進めていた。
11月末をもって、エージェント契約を結んでいたスタート社を退所。
12月からは独立して活動する。12月上旬には舞台「いきなり本読み!in三越劇場」への出演が予定されているが、スタート社の公式サイトでは12月以降のスケジュールが“白紙”のまま。舞台が、独立後初の仕事になるとみられている。
スタート社は2024年4月、旧ジャニーズ所属タレントのマネジメントを引き継ぐ形で始動。多くのタレントが移行したものの、契約は個々の意思を尊重する方針で、独立の選択肢も開かれていた。
新体制後、松本潤さんが独立を発表し、2024年10月には「HiHi Jets」高橋優斗さんが退所。今年に入ってからも、中山優馬さん、亀梨和也さんらが契約を終了し、それぞれの道を歩み始めている。
その流れの中で、松岡昌宏さんもまた、長いキャリアを経て、自分の足で立つステージへ向かう。
