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10月20日、港区・東京タワーで映画『TOKYOタクシー』の完成披露セレモニーが行われ、主演の木村拓哉さんがタクシーを自ら運転して登場するサプライズに、会場は大いに沸いた。

助手席には女優・倍賞千恵子さんを迎え、観客の拍手と歓声が巻き起こった。

 

 

本作は、2022年に日本公開され話題となったフランス映画『パリタクシー』を原作に、

山田洋次監督が舞台を東京に置き換え、人間ドラマとして再構築した作品。

木村さんは劇中でもタクシー運転手を演じており、今回の登壇でも“役そのまま”の姿を披露した。

倍賞さんは木村拓哉さんの運転について「とても真面目で安心して乗ることができました」とコメント。

木村さんは「撮影時以来の車なので懐かしいですね。ただ、今回は倍賞さんを助手席にお迎えするということで、雰囲気が全然違いました」と語る一方で、共演の蒼井優からの“バックで運転してください”という無茶ぶりも明かし、会場を笑いに包んだ。

またトークでは、木村さんが撮影時に山田監督から受けた刺激的な言葉も紹介。「“僕はテクノロジーを撮りに来てるんじゃなくて芝居を撮りに来てるんだよ！”という一言に、背筋が伸びました」と振り返ると、山田監督は照れ笑い。

倍賞さんも「その瞬間、私たちハイタッチしました」と撮影秘話を披露した。

この日のセレモニーには

木村拓哉さん、倍賞千恵子さん、蒼井優さん、

迫田孝也さん、優香さん、中島瑠菜さん、

そして山田洋次監督が登壇した。