鈴木誠也選手が遂に松井秀喜氏“ゴジラ超え”のメジャー32号で快挙! 4戦5発の驚異的爆発で初ポストシーズンへ弾みをつける!
2025.9.29
【©️Chicago Cubs 】
カブスの鈴木誠也外野手(31)が、
球史に刻まれる快挙でレギュラーシーズンを締めくくった。
28日(日本時間29日)のカージナルス戦に「5番・右翼」で先発出場し、
4試合連続となる32号本塁打を放ってチームを3連勝に導いた。
これで2004年の松井秀喜氏(当時ヤンキース)が記録した31本を超え、
日本人メジャーリーガーとして新たな歴史を刻んだ形だ。
試合は両軍無得点で迎えた5回、
2番手左腕キングのカーブを完璧に捉え、左翼席へ豪快な先制アーチ。
球場を揺らした一打は、鈴木選手が新たな次元へ突入したことを告げる一発となった。
25日のメッツ戦で161打席ぶりに28号を放つと、その直後に2打席連続で29号をマーク。翌26日には自身初の大台30号に到達し、27日には31号で“ゴジラ”松井に肩を並べた。そして、この日の一撃でついに超越―4試合5発という驚異的なペースで、シーズン最後に歴史を塗り替えてみせた。
日本人打者がメジャー本塁打史を更新する瞬間。
その姿は大谷翔平選手と同様、常識を覆す“異形の存在”そのものだ。
カブスを率いるカウンセル監督も「チームを勝利に導く特別な選手」と賛辞を惜しまなかった。
投手陣も先発アサドが6回途中無失点と好投し、救援陣が盤石のリレーで完封。
チームは敵地をスイープし、30日(日本時間10月1日)からのパドレスとのワイルドカードシリーズへ最高の形で駒を進める。
シーズン終盤に放たれた連日のホームランは、単なる数字の更新ではない。
リーグ戦最終試合のプレッシャーがかかる中で、しっかりと結果でファンに向けて応えたことは、大谷選手と並び立つ日本を代表するメジャー屈指の選手として存在感を放っている。