SBのエース海人選手が10・11後楽園で再起戦へ 古村光もSB初参戦でS-cup目指す
【©️シュートボクシング協会】
シュートボクシング(SB)は10月11日、東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.5』の出場選手を発表した。注目はSB世界スーパーウェルター級王者・海人(28=TEAM F.O.D)の再起戦と、KNOCK OUTから古村光(24=FURUMURA-GYM)の電撃参戦だ。
海人選手は、過去に敗北したGLORYライト級王者ティジャニ・ベスタティへのリベンジを目標に、SBリングで着実にキャリアを積んできた。
しかし今年5月のONEフライデーファイツ初参戦ではモハメド・シアサラニに判定負け、6月の後楽園大会でもGLORYライト級1位エンリコ・ケールに敗れ、キャリア初の連敗を喫した。
今回の対戦相手は、タイの元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウエルター級トップランカー、ペットマイ・スィアダムムーパーラー(26)。
RWSを主戦場に活躍する彼は、パンチと肘を駆使して攻め立てる攻撃型ファイターで、多くの対戦相手を打ち倒してきた実力者だ。連敗中の海人にとって、難敵との戦いは再起への大きな試金石となる。
また、11月24日の創設40周年記念大会で開催されるS-cup世界フェザー級トーナメントに向け、KNOCK OUTから第3代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の古村光がSB初参戦することも決定。古村は弟・匡平との激闘で知られ、KO率の高さも魅力の一つ。対戦相手は、タイのプロムエタイ協会スーパーフェザー級王者で、ONE FFでも2戦2勝を誇るサタントン・チョーハーパヤックだ。
この試合はS-cup出場をかけた最終選考戦として組まれており、勝者が世界舞台への切符を手にする可能性が高い。古村はKNOCK OUT代表として初のSBリングで存在感を示せるか、サタントンはブアカーオ以来のタイ人S-cup制覇を狙うか。注目のサバイバルマッチが幕を開ける。
【追加対戦カード】
70キロ契約 エキスパートクラスルール 3分3回 延長無制限
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
VS
ペットマイ・スィアダムムーパーラー(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位)
57.5キロ契約 エキスパートクラスルール 3分3回 延長無制限
古村光(FURUMURA-GYM/第3代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)
VS
サタントン・チョーハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)
既出対戦カード
57.5キロ契約 エキスパートクラスルール 3分3回 延長無制限
川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位、第6代SB日本フェザー級王者、初代SB日本バンタム級王者)
VS
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK-57.5キロ王者、RKS KICKルールスーパーバンタム級王者)
63.5キロ契約 オープンフィンガーグローブマッチ
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本ライト級3位)
VS
樋沼朝光(RIKI GYM)
65.5キロ契約 エキスパートクラスルール 3分3回 延長無制限
村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位、元SB日本スーパーフェザー級王者)
VS
庄司啓馬(TEAM TEPPEN/M-1日本ライト級王者)
55キロ契約 エキスパートクラスルール 3分3回 延長無制限
野村勇人(GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーバンタム級3位)
VS
内藤啓人(GSB大須MACS/SB日本スーパーバンタム級4位)