元K-1王者バダ・ハリ、元パートナーへの暴行容疑で逮捕!!
元K-1王者バダ・ハリ、元パートナーへの暴行容疑で逮捕!!
過去の問題行動も再注
【©️GLORY】
かつてK-1のヘビー級王者として名を馳せたバダ・ハリ(40=モロッコ)が、
元パートナーへの暴行容疑で逮捕されたと
オランダのメディア「NL TIMES」が2月3日(現地時間)に報じた。
2月2日(日=現地時間)に逮捕されたという。
【逮捕4日前のバダハリの公式Instagram画像より】
▪️再び問題行動、ハリの波乱の人生
バダ・ハリは、その圧倒的な打撃力と破壊的なファイトスタイルで知られ、
K-1時代にはピーター・アーツやアリスター・オーフレイムといった強豪を次々と撃破。初代K-1ヘビー級王者に輝いた実績を持つ。
しかし、その一方でリング上外での素行の悪さが目立ち、
幾度となく問題を引き起こしてきた。
2008年12月に行われたK-1 WORLD GP決勝戦では、
対戦相手レミー・ボンヤスキーがダウンした後に
頭部を踏みつけるという危険な反則を犯し、失格負けに。
準優勝資格および賞金の剥奪、
さらにはK-1ヘビー級王座も剥奪されるという厳しい処分を受けた。
この試合以降、ハリは「K-1の悪童」とも称されるようになり、
その評判は格闘技界全体に広まった。
▪️暴行・放火で服役、過去の前科が再び注目
リング外でのトラブルも後を絶たなかった。
2017年には暴行事件や放火事件に関与し、
裁判の結果、懲役2年・執行猶予10カ月の判決を受けて刑務所に収監されている。その後、出所し格闘技界に復帰。
2023年10月には欧州のキックボクシングプロモーション「GLORY」に参戦し、
ウク・ユルジェンダルにTKO負けを喫した。
しかし、昨年には鍛え上げられた肉体をSNSで公開し、
復帰への意欲を見せていた。
そんな中での今回の逮捕は、多くのファンに衝撃を与えている。
報道によれば、アムステルダム警察は
「40歳のアムステルダム在住者(バダ・ハリ)を
暴行事件に関連したとして拘束した」と発表。
被害女性からの報告を受け、捜査が進められているが、
逮捕時の詳しい状況についてはまだ明らかにされていない。
▪️今後の展開に注目
現在、ハリは警察による捜査の間、拘留されていると見られ、
今後の詳細な供述や証拠の有無が注目される。
過去にも暴行事件を起こしているだけに、
今回の事件がどのような結末を迎えるのか、多くの関心が集まっている。
格闘技界においては、その実力とカリスマ性で一時代を築いたハリだが、
たび重なる問題行動により評価が大きく揺らいでいる。
今後の裁判の行方次第では、
格闘技界への復帰がさらに難しくなる可能性もあるだろう。