大谷翔平選手、今季初の三塁打含む猛打賞 連敗脱出にチームプレイで貢献

2025.4.27

【©︎Los Angeles Dodgers】

ドジャースの大谷翔平選手が26日(日本時間27日)、本拠地で行われたパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場し、3安打1打点1盗塁の活躍でチームの連敗を止めた。今季初の三塁打を含む長打3本を記録し、打線を力強く牽引した。

前日の試合では、昨季のナ・リーグ新人王であるスキーンズ投手を相手に無安打に終わっていた大谷。この日は、通算対戦成績で2本塁打を放っているパイレーツの右腕ケラーとの対戦に臨んだ。

初回、カウント0―1からの2球目、スイーパーを捉えて右中間を破る二塁打を放つと、5回にはフルカウントからチェンジアップを引っ張り、ライト線を破る三塁打。さらに7回の第4打席では、1死一塁の場面でストレートを捉え、走者を本塁に迎え入れる適時打を放った。その後、自身も三盗を決めるなど、攻撃の起点となった。

5打数3安打、1打点、1盗塁の成績を収めた大谷は、試合後、「最近あまり打てていなかったので、いいきっかけの試合になれば。明日はまた切り替えて、さらにいいパフォーマンスを出したい」と前向きに振り返った。