K-1「-90kg世界最強決定トーナメント」ルーマニア予選が開幕へ 無敗の23歳コルコデルに集まる視線

2026.10.7

K-1が新たに設ける「-90kg世界最強決定トーナメント」の

世界戦線でルーマニアから新たな注目株が浮上している。

現地時間10月9日、ルーマニア・ヤシで「K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント・ルーマニア予選」が開催される。4選手によるワンデイトーナメントで、優勝者には12月に行われる世界最終予選への切符が与えられる。

さらに、その先には2027年2月の東京「FINAL16」、

2027年5月9日に東京で予定される「FINAL8・決勝トーナメント」が控える。

つまり今回のルーマニア予選は、

世界一を決める舞台へ続く長い道のりの出発点となる。

その中でも注目を集めるのが、23歳のヴァシレ・コルコデル選手だ。


 

▪️9戦9勝6KO 23歳の無敗ファイター

コルコデル選手は現在9戦9勝、6KOという無敗記録を持つ。

187センチの長身から繰り出すパンチを武器とし、とりわけ左フックの破壊力が持ち味。まだキャリアは浅いものの、KO率の高さからも一撃で試合の流れを変える力を秘めていることがうかがえる。

今回の初戦で対戦するのは、コルコデル選手とは対照的に豊富なキャリアを持つセバスティアン・ルタニウク選手。

ルタニウク選手は40戦を経験し、26勝12敗2分。ISKA K-1ルール世界クルーザー級王座、初代DFSクルーザー級王座を獲得している実績派だ。

パンチだけでなく蹴りの引き出しも多く、試合全体を組み立てる能力ではコルコデル選手を上回る可能性がある。

一方で、若い無敗ファイターが持つ勢いと爆発力は未知数。経験値を生かすルタニウク選手と、攻撃力で押し切りたいコルコデル選手という構図になりそうだ。

 

▪️もう一つの準々決勝は実績派と19歳の新鋭

反対側のカードでは、ベカリ・ボデスク選手とアーロン・マカイラ選手が激突する。

ボデスク選手はルーマニアのキックボクシング選手権で-80kg級、-85kg級などを制した実績を持つ実力者。カーフキックや右フック、左ボディーなどを得意とする。

対するマカイラ選手は19歳。キャリアはまだ2戦ながら2勝2KOと、こちらも無敗を維持している。

Tellur DFS CUPでは-75kg級を2度制しており、スイッチを織り交ぜたパンチ主体の攻撃的なスタイルが特徴。年齢を考えれば、今回のトーナメントは大きな飛躍の機会になる。

 

▪️4人のうち誰が世界への切符をつかむのか

今回のルーマニア予選は、経験豊富な王者、国内タイトルを複数回獲得した実力者、そして無敗の若手2人という興味深い顔ぶれとなった。

特に焦点となるのは、コルコデル選手がキャリアの浅さを補って余りある攻撃力を見せられるかどうかだ。

ワンデイトーナメントでは、一試合ごとのダメージやスタミナ、試合運びも重要になる。単純な戦績だけでは勝者を予測できないのが、この形式の難しさでもある。

経験を武器にするルタニウク選手か、爆発力を持つコルコデル選手か。

そして反対ブロックから勝ち上がるのはボデスク選手か、それとも19歳のマカイラ選手か。

ルーマニアから「FINAL16」へ進む一人を決める戦いは、-90kg級の世界戦線に新しい名前が登場するきっかけになるかもしれない。


【ルーマニア予選・出場選手】

セバスティアン・ルタニウク選手
ルーマニア/Professional Fight Gym Bistrita
2001年3月10日生まれ、25歳、180cm、オーソドックス
戦績:40戦26勝(5KO)12敗2分
主なタイトル:ISKA K-1ルール世界クルーザー級王者、初代DFSクルーザー級王者

 

ヴァシレ・コルコデル選手
ルーマニア/Academia Catalin Morosanu
2003年4月25日生まれ、23歳、187cm、オーソドックス
戦績:9戦9勝(6KO)

 

ベカリ・ボデスク選手
ルーマニア/Tiger Gym Ramnicu Valcea
2005年1月29日生まれ、21歳、182cm、オーソドックス
戦績:10戦8勝(5KO)2敗
主なタイトル:ルーマニア・キックボクシング選手権-90kg級優勝4回

 

アーロン・マカイラ選手
ルーマニア/Rapid Bucharest
2007年6月24日生まれ、19歳、183cm、オーソドックス
戦績:2戦2勝(2KO)
主なタイトル:Tellur DFS CUP -75kg級優勝2回


 

「K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント」への道

ルーマニア予選
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12月・世界最終予選
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2027年2月・東京「FINAL16」
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2027年5月9日・東京「FINAL8・決勝トーナメント」