a-nation 23年ぶりお台場へ 最多21回出演の浜崎あゆみさんが大トリ 初の秋開催で新たな歴史

2026.10.5

エイベックスを代表する大型音楽フェス

「a-nation 2026」が4日、東京・台場の特設会場で最終日を迎えた。

2002年にスタートし、これまで夏の風物詩として親しまれてきた「a-nation」が、今回は大きな転換を迎えた。会場を2003年以来となる台場へ移し、開催時期も初めて秋に変更。3日と4日の2日間で計45組が出演し、約5万人を動員した。

海風が吹く初秋の東京・台場に、世代を超えたアーティストが集結。夏とはひと味違う空気の中、新たな「a-nation」の景色を作り上げた。


 

▪️Da-iCEが幕開け「俺たちの船に一緒に乗ろうぜ!」

最終日のトップバッターを務めたのは、12回目の出演となったDa-iCE。

リフターを使った演出で登場すると、会場から大きな歓声が巻き起こった。

花村想太さんは「俺たちの船に一緒に乗ろうぜ!」と観客に呼びかけ、「CITRUS」「スターマイン」など8曲を披露。歌とダンスを組み合わせたステージで、フェスの幕開けを華やかに飾った。

 

▪️SHOW-WA&MATSURIが初のメインステージ

この日、存在感を放ったのが、昭和歌謡をコンセプトに活動するSHOW-WA&MATSURI。

3年連続の出演となった今回は、初めてメインステージに登場した。

SHOW-WAの青山隼さんは、前日に行われた日本武道館公演から髪形を一新。頭皮に沿って細かく編み込むコーンロウ姿で登場し、会場を驚かせた。

「今日はぶち上げていくぜ!」と盛り上げると、SHOW-WAとMATSURIによる「ジューンブライド」などを力強くパフォーマンス。新世代のグループが「a-nation」の舞台で存在感を高めた。

 

▪️お見送り芸人しんいちさん ピコ太郎さんも登場

ステージにはサプライズも用意された。

中盤には、お見送り芸人しんいちさんが飛び入りで登場。予想外の登場に観客からさまざまな声が上がる中、自身のオリジナル曲を披露し、会場を盛り上げた。

さらに終盤にはピコ太郎さんも特別出演。

「最高ですね。持ち時間5分しかございません」と観客を笑わせた後、世界的なヒット曲「PPAP」を披露。短い出演時間ながら、強烈なインパクトを残した。

 

▪️FANTASTICSが初出演 鈴木亜美さんは10年ぶり

この日は初出演組もステージを彩った。

FANTASTICSは「Got Boost?」などを披露し、エネルギッシュなパフォーマンスで会場を沸かせた。

鈴木亜美さんは10年ぶりに「a-nation」に出演。「BE TOGETHER」など代表曲3曲を歌い上げ、長年にわたって支持される楽曲の力を改めて印象づけた。

このほか、21回出演のTRF、韓国の男性6人組2PMのJUN. Kさん、J.Y. Parkさんらも登場。新旧のアーティストが同じステージに立つ「a-nation」ならではの幅広いラインアップとなった。

▪️21回出演の浜崎あゆみさんが大トリ

そして最終日のステージを締めくくったのは、「a-nation」最多となる21回目の出演を果たした浜崎あゆみさん。

爽やかなショートパンツ姿でトロッコに乗って登場すると、「行くぜ、東京!!」と会場に呼びかけた。

70人のダンサーや鼓笛隊を従え、「SEASONS」「BLUE BIRD」など代表曲を含む9曲を披露。

長年にわたって「a-nation」のステージに立ち続けてきた浜崎さんが大トリを務めることで、2002年から続くフェスの歴史を象徴するフィナーレとなった。

最後は夜空に花火が打ち上がり、台場の会場を華やかに演出。秋風が吹く中でも、観客の熱気が途切れることはなかった。

 

▪️夏の「a-nation」から、秋の「a-nation」へ

「a-nation」は2002年のスタート以来、累計動員600万人を超える国内最大級の音楽フェスとして成長してきた。

今回は2003年以来、23年ぶりに台場へ戻り、さらに初めて秋に開催。

夏の大型フェスとして定着していたイベントが、季節と会場を変えながら新しい形を模索したことは、今回の大きな特徴となった。

浜崎あゆみさんやTRFといった長年の出演者から、今回初出演となったFANTASTICSまで、世代の異なるアーティストが同じステージに集結。

「夏の風物詩」だった「a-nation」は、

初秋の東京でも十分な熱気を生み出せることを証明した。