【NBA】八村塁選手 クリッパーズ初陣で21得点=4本の3P&多彩な攻撃で鮮烈デビュー

2026.10.5
【©️Los Angeles Clippers 】

ロサンゼルス・クリッパーズに加入した八村塁選手が、新天地でいきなり存在感を示した。

10月5日(現地時間4日)、スタン・シェリフ・センターでNBAプレシーズンゲームが行われ、クリッパーズはゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。八村選手が先発出場し、わずか前半だけで21得点を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露した。

試合そのものも、クリッパーズの勢いと粘り強さが際立つ展開となった。


 

▪️八村選手が開始直後から躍動 3ポイント4本を沈める

クリッパーズはダリアス・ガーランド、マックス・ストゥルース、デリック・ジョーンズJr.、アイザイア・ジャクソン、そして八村選手を先発に起用。

新天地での初陣となった八村選手は、第1クォーター開始からわずか45秒でミドルショットを成功させ、まずは初得点を記録した。

その後も攻撃の手を緩めない。

外から3ポイントシュートを射抜けば、インサイドではダンクも披露。シュートレンジの広さとフィジカルを生かした多彩な攻撃で、ウォリアーズの守備を次々と崩していった。

第2クォーターに入っても勢いは止まらず、開始4分22秒にはこの日4本目となる3ポイントを成功。

前半15分12秒の出場で、フィールドゴール11本中8本成功、3ポイント4本成功、フリースロー2本中1本成功。21得点、5リバウンド、1ブロックという数字を残した。

新天地での最初の実戦としては、十分すぎるほどのインパクトだった。

 

▪️クリッパーズが前半に大量リード しかし後半に流れが一変

八村選手の攻撃力にも後押しされ、クリッパーズは前半に主導権を握った。

第1クォーターこそ23-24とウォリアーズに1点リードを許したものの、第2クォーターで一気に32得点を奪取。守備でも相手の攻撃を19点に抑え、前半終了時点で55-43と12点のリードを築いた。

ところが、試合はここから大きく動く。

第3クォーターになるとウォリアーズが反撃。クリッパーズの得点を22点に抑える一方、自ら30点を奪って差を一気に縮めた。

さらに最終第4クォーターでもウォリアーズが28得点をマーク。

クリッパーズは一度、前半に築いたリードを失い、試合終盤には逆転を許す苦しい状況に追い込まれた。

 

▪️一度は逆転を許すも最後に再逆転 勝負どころで勝ち切る

それでもクリッパーズは崩れなかった。

前半に大量リードを築きながら後半に流れを失うという難しい展開。それでも終盤に再び踏ん張り、最終的には104-101でウォリアーズを振り切った。

この勝利で印象的だったのは、単純に前半の勢いだけではない。

一度は相手に流れを完全に渡しながら、最後の勝負どころで再び主導権を取り戻したことだ。

プレシーズンゲームとはいえ、リードを守り切るだけではなく、逆転された後にもう一度勝負をひっくり返した点には、チームとしての粘り強さを感じさせた。

大量リードを築く攻撃力。

苦しい時間帯を耐える対応力。

そして、最後に勝負を決め切る力。

新シーズンに向けて、クリッパーズが持つ勢いを感じさせる初戦となった。

 

▪️河村勇輝も出場 日本人選手2人がコートへ

この試合では、河村勇輝選手も第3クォーターからコートに立った。

エキジビット10契約を結ぶ河村選手は3分36秒の出場で1得点を記録。

短いプレータイムながら、NBAのプレシーズンゲームで実戦経験を積んだ。

日本人選手2人が同じ試合でコートに立ったことも、今季のNBAを追う上で注目されるポイントとなった。

クリッパーズは104-101で勝利。

八村選手にとっては、新天地で21得点を挙げる鮮烈なスタートとなっただけでなく、チームとしても「大量リード→逆転→再逆転」という展開を勝ち切ったことが大きい。

次戦は11日(現地時間10日)、トロント・ラプターズと対戦する。