NBA レブロンがシクサーズで初公開実戦! 約1万人熱狂 エンビードとの再共演も実現「2024年よりずっと健康」
フィラデルフィア・76ersが10月3日(現地時間)、2026-27シーズン開幕を前に本拠地で「Blue x White Scrimmage」を開催した。
約1万人のファンが見守るなか、新加入のレブロン・ジェームズがシクサーズのユニホームで初めて公開実戦に登場。
タイリース・マキシー、ジョエル・エンビード、ジェイレン・ブラウン、VJ・エッジコームらとともにコートに立ち、新シーズンへ向けた新生シクサーズの姿を披露した。
公式戦ではないため、得点やアシストなどの記録は残らない。
それでも、レブロンからマキシーへのアリウープ、エンビードへの3ポイントアシストなど、今季のシクサーズを象徴するようなプレーが随所に見られた。
注目を集めたのは、単なる新加入選手のお披露目ではない。
NBAを代表するスーパースターであるレブロンと、シクサーズの大黒柱エンビードが同じコートに立ったことで、新シーズンへの期待が一気に高まる公開実戦となった。
■レブロンが初めてフィラデルフィアのファンの前へ
レブロンにとって、今回がシクサーズ加入後初めてファンの前でプレーする機会となった。
コートに登場すると、約1万人の観客から大きな歓声。さっそくマキシーからのパスを受けたアリウープを豪快に叩き込み、新天地での存在感を示した。
さらに、エッジコームへのビハインド・ザ・バックパスやロングレンジからの3ポイントなど、短い実戦の中でも多彩なプレーを披露。
まだシーズン開幕前の紅白戦とはいえ、長年NBAの最前線を走ってきたレブロンが、シクサーズの攻撃に加わるイメージをファンに直接届ける場となった。
レブロンも初めてフィラデルフィアのファンの前でプレーしたことについて、手応えを口にした。
「フィラデルフィアのファンの前で初めてプレーできたのは、もちろん楽しかった。僕たちが進もうとしている方向に向けて、素晴らしい第一歩だった」
シクサーズ加入から約1週間。
新たな環境への適応についても、レブロンは前向きな言葉を並べた。
「みんなが本当に歓迎してくれている。自分の声や、バスケットボールのプレーに対する考え方、これまでの経験をチームに取り入れることができている」
一方で、家族と離れて暮らすことや移動など、コート外ではまだ新生活に慣れている途中だという。
それでも「今のところすべて順調。素晴らしい1週間だった」と振り返っている。
■エンビードの変化 2024年よりずっと健康
そして、この日の公開実戦でもう一つ大きな意味を持ったのが、
レブロンとエンビードの再共演だった。
2人は2024年のパリ五輪でアメリカ代表としてプレー。
ともに金メダルを獲得した経験を持つ。
その2人が今度はNBAの舞台で同じチームに所属することになった。
レブロンが特に強調したのが、エンビードのコンディションだ。
「2024年と今の違いは、彼がずっと健康だということ。練習を1度も休んでいない。僕たちがやってきたことのほとんどすべてに参加している」
エンビードはこれまでコンディション面に悩まされるシーズンも少なくなかっただけに、チーム練習を継続して消化できていることは、シクサーズにとって大きな意味を持つ。
レブロンによれば、エンビードが練習を続けたがっていても、チーム側が休養を取らせる場面があるほどだという。
その言葉からも、現在のエンビードがチーム内で継続的に練習へ参加できていることがうかがえる。
■エンビードがダンク 新生シクサーズに漂う期待感
この日のエンビードも、ファンの期待に応えるプレーを見せた。
3ポイントを沈めると、速攻では左手で豪快なダンクも披露。大型センターでありながら外からシュートを打ち、さらに自ら走ってフィニッシュまで持ち込む持ち味を見せた。
そこにレブロンが加わる。
レブロンのゲームメーク、マキシーのスピード、エンビードのインサイド能力。
さらにブラウンやエッジコームらを含め、
シクサーズは新シーズンに向けて大きく顔ぶれを変えた。
もちろん、今回の紅白戦だけでチームの完成度を判断することはできない。
しかし、約1万人のファンを前にレブロンとエンビードが同じコートでプレーし、互いの存在感を示したことは、開幕を待つフィラデルフィアにとって大きな材料になった。
【文:高須基一朗 瞬刊モッツ 編集部】


