NBA レブロンがシクサーズで初公開実戦! 約1万人熱狂 エンビードとの再共演も実現「2024年よりずっと健康」

2026.10.4
【©️Philadelphia 76ers 】

フィラデルフィア・76ersが10月3日(現地時間)、2026-27シーズン開幕を前に本拠地で「Blue x White Scrimmage」を開催した。

約1万人のファンが見守るなか、新加入のレブロン・ジェームズがシクサーズのユニホームで初めて公開実戦に登場。

タイリース・マキシー、ジョエル・エンビード、ジェイレン・ブラウン、VJ・エッジコームらとともにコートに立ち、新シーズンへ向けた新生シクサーズの姿を披露した。

公式戦ではないため、得点やアシストなどの記録は残らない。

それでも、レブロンからマキシーへのアリウープ、エンビードへの3ポイントアシストなど、今季のシクサーズを象徴するようなプレーが随所に見られた。

注目を集めたのは、単なる新加入選手のお披露目ではない。

NBAを代表するスーパースターであるレブロンと、シクサーズの大黒柱エンビードが同じコートに立ったことで、新シーズンへの期待が一気に高まる公開実戦となった。


 

■レブロンが初めてフィラデルフィアのファンの前へ

レブロンにとって、今回がシクサーズ加入後初めてファンの前でプレーする機会となった。

コートに登場すると、約1万人の観客から大きな歓声。さっそくマキシーからのパスを受けたアリウープを豪快に叩き込み、新天地での存在感を示した。

さらに、エッジコームへのビハインド・ザ・バックパスやロングレンジからの3ポイントなど、短い実戦の中でも多彩なプレーを披露。

まだシーズン開幕前の紅白戦とはいえ、長年NBAの最前線を走ってきたレブロンが、シクサーズの攻撃に加わるイメージをファンに直接届ける場となった。

レブロンも初めてフィラデルフィアのファンの前でプレーしたことについて、手応えを口にした。

「フィラデルフィアのファンの前で初めてプレーできたのは、もちろん楽しかった。僕たちが進もうとしている方向に向けて、素晴らしい第一歩だった」

シクサーズ加入から約1週間。

新たな環境への適応についても、レブロンは前向きな言葉を並べた。

「みんなが本当に歓迎してくれている。自分の声や、バスケットボールのプレーに対する考え方、これまでの経験をチームに取り入れることができている」

一方で、家族と離れて暮らすことや移動など、コート外ではまだ新生活に慣れている途中だという。

それでも「今のところすべて順調。素晴らしい1週間だった」と振り返っている。

 

■エンビードの変化 2024年よりずっと健康

そして、この日の公開実戦でもう一つ大きな意味を持ったのが、

レブロンとエンビードの再共演だった。

2人は2024年のパリ五輪でアメリカ代表としてプレー。

ともに金メダルを獲得した経験を持つ。

その2人が今度はNBAの舞台で同じチームに所属することになった。

レブロンが特に強調したのが、エンビードのコンディションだ。

「2024年と今の違いは、彼がずっと健康だということ。練習を1度も休んでいない。僕たちがやってきたことのほとんどすべてに参加している」

エンビードはこれまでコンディション面に悩まされるシーズンも少なくなかっただけに、チーム練習を継続して消化できていることは、シクサーズにとって大きな意味を持つ。

レブロンによれば、エンビードが練習を続けたがっていても、チーム側が休養を取らせる場面があるほどだという。

その言葉からも、現在のエンビードがチーム内で継続的に練習へ参加できていることがうかがえる。

 

■エンビードがダンク 新生シクサーズに漂う期待感

この日のエンビードも、ファンの期待に応えるプレーを見せた。

3ポイントを沈めると、速攻では左手で豪快なダンクも披露。大型センターでありながら外からシュートを打ち、さらに自ら走ってフィニッシュまで持ち込む持ち味を見せた。

そこにレブロンが加わる。

レブロンのゲームメーク、マキシーのスピード、エンビードのインサイド能力。

さらにブラウンやエッジコームらを含め、

シクサーズは新シーズンに向けて大きく顔ぶれを変えた。

もちろん、今回の紅白戦だけでチームの完成度を判断することはできない。

しかし、約1万人のファンを前にレブロンとエンビードが同じコートでプレーし、互いの存在感を示したことは、開幕を待つフィラデルフィアにとって大きな材料になった。


【文:高須基一朗 瞬刊モッツ 編集部】