timelesz 猪俣周杜さん STARTOと契約解除 2026年9月29日の取締役会で決定「専属契約上の重大な違反」 グループは7人体制へ
アイドルグループ「timelesz」の猪俣周杜さん(25)について、所属するSTARTO ENTERTAINMENTは10月1日、専属契約を9月30日付で解除したと発表した。
猪俣さんをめぐっては、知人女性にけがをさせた疑いで9月19日に逮捕された後、9月25日に処分保留で釈放されていた。捜査が継続しているなかでの契約解除となったが、STARTOは今回の判断について、刑事上の処分とは別に、所属契約に基づく会社としての判断であることを明確にしている。
▪️STARTO「専属契約上の重大な違反」と説明
STARTOによると、同社は今回の事案を受け、猪俣さん本人への聞き取りや事実関係の確認を実施。そのうえで今後の対応について協議を重ね、9月29日の取締役会で契約解除を決定したという。
会社側は、猪俣さんについて「専属契約上の重大な違反が認められ、契約に定める解除事由に該当すると判断」したと説明している。
一方、猪俣さんについては現在も処分保留で釈放され、捜査が続いている段階だ。
そのためSTARTOは、今回の契約解除が刑事裁判などによる有罪・無罪の判断とは異なるものであることを強調している。
この点は、今回の発表を読み解くうえで重要なポイントになる。
刑事手続きにおける判断と、企業が所属タレントとの契約関係をどうするかという判断は、必ずしも同じ基準で決まるものではない。
▪️9月25日に処分保留で釈放
猪俣さんは9月18日、東京・江東区のコンビニエンスストアの駐車場で知人女性の顔を複数回殴ってけがをさせた疑いで逮捕されたと報じられている。
9月25日に釈放された際には、報道陣に向かって「このたびは大変申し訳ございませんでした」と謝罪し、20秒以上にわたって深々と頭を下げた。
一方、警視庁の調べに対しては「口論になってパニックになった」「手が当たってしまったのかもしれません」などと説明し、容疑を否認していたと報じられている。釈放後も捜査は継続するとみられている。
STARTOは逮捕を受け、9月19日の段階で猪俣さんを当面の間、謹慎・活動休止とすることを発表。「当局の処分が確定し次第、猪俣の処分を正式に決定し公表する」としていた。
その後、処分保留での釈放を経て、今回の契約解除に至ったことになる。
▪️メンバー7人に判断を委ねたわけではない
今回の発表で、もう一つ注目されるのがtimeleszの他メンバーへの言及だ。
STARTOは、契約解除はあくまで会社としての経営判断であり、最終判断を他のメンバー7人に委ねたものではないと説明している。
さらに、メンバーについては、今回問題となっている行為を事前に把握しておらず、関与もしていないと説明。
会社が現時点で確認している限り、問題行為を具体的に予見できるような兆候をメンバーが認識していた事実も確認されていないとしている。
グループ活動を継続するメンバーに、今回の問題について責任を負わせないという会社側の考えを明確にした形だ。
▪️timeleszは7人体制で活動継続
猪俣さんの契約解除に伴い、timeleszは今後7人で活動する。
STARTOは、メンバーに契約解除に至った経緯や会社の判断を説明し、メンバーも今回の決定を受け入れたとしている。
新体制となるメンバーは、佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さん、寺西拓人さん、原嘉孝さん、橋本将生さん、篠塚大輝さんの7人となる。
timeleszは、2025年に新メンバーを迎える形で大きく体制を変えたばかり。そこからわずかな期間で再びメンバー構成が変わることになり、グループにとっても大きな転換となる。
▪️STARTOが改めて示した「所属タレントと会社」の関係
今回の発表でSTARTOは、被害を受けた方への謝罪に加え、ファン、スポンサー、関係者、そしてtimeleszの活動を支えてきた人々に対しても謝罪している。
同時に、エンターテインメント業界で活動することは、ファンをはじめとする関係者の支えがあって成り立つものだという考え方を、所属タレント全員に改めて徹底するとしている。
これは今回の一件だけに対応するというより、所属タレントを抱える企業として、コンプライアンスや契約管理を含めた取り組みを強化する方針を示したものといえる。
ただし、今回の契約解除をもって刑事上の責任が確定したことを意味するわけではない。
現時点では捜査が続いており、刑事上の処分は確定していない。ここは芸能活動上の処分と刑事手続きとを分けて考える必要がある。
▪️「過度な取材や誹謗中傷は控えて」と呼びかけ
STARTOは発表の最後に、猪俣さん本人と被害にあった方に対する過度な取材や誹謗中傷を控えるよう呼びかけた。
今回の問題では、事実関係について捜査が続いている段階であるだけに、確認されている事実と推測を混同しないことも重要になる。
契約解除という会社側の判断が示された一方、刑事手続きについては今後も捜査の推移を見守る必要がある。
timeleszは8人から7人へ。
グループにとっては再び大きな変化を迎えることになるが、残る7人は今回の判断を受け、活動を継続していく。

