松井裕樹投手が2年ぶりポストシーズンで完璧救援 8回を三者凡退 PCA 空振り三振

2026.9.30

 

【©️San Diego Padres 】

パドレス 松井裕樹選手が、ポストシーズンの舞台で存在感を示した。

29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで行われたナ・リーグのワイルドカードシリーズ第1戦。

パドレスはカブスを8―0で破り、シリーズ突破へ大きく前進した。

大量リードの終盤に登板した松井選手は、8回を任されるとカブス打線をわずか3人で料理。1イニングを無安打無失点、三者凡退で締めくくり、2年ぶりとなるポストシーズン登板で安定感を披露した。


 

▪️8回のマウンドで3人斬り PCAから空振り三振

パドレスが8―0と大きくリードした8回、2番手としてマウンドに上がった松井選手。

先頭のダンズビー・スワンソン選手を3球で一塁へのファウルフライに打ち取ると、続く打者は今季「40本塁打・40盗塁」を達成したピート・クロウアームストロング選手だった。

松井選手はカウント2―2から低めへスプリットを投じ、空振り三振。強打と走力を兼ね備えたカブスの若き中心選手を、持ち味の変化球で仕留めた。

さらにアレックス・ブレグマン選手も3球で中飛。わずか数分ともいえる短い時間で、カブス打線を三者凡退に封じた。

 

▪️パドレスが13安打8得点 投打でカブスを圧倒

この日のパドレスは、松井選手の登板だけが見せ場だったわけではない。

打線は13安打を放ち、初回から2点を奪うと、3回、4回にも追加点。5回にはジャクソン・メリル選手の2点適時打などで3点を加え、試合の主導権を完全に握った。

一方のカブス打線は、パドレス先発のマイケル・キング選手を前に沈黙。キング選手は7回を1安打無失点、8奪三振の快投を見せ、その後をリリーフ陣がつないで完封リレーを完成させた。

最終的な安打数はパドレス13本に対し、カブスはわずか3本。スコアだけでなく、攻撃と投手陣の両面でパドレスが試合を支配する展開となった。

 

▪️松井裕樹投手はレギュラーシーズン防御率1・83

松井選手はメジャー挑戦3年目となった今季、レギュラーシーズン54試合に登板し、5勝1敗1セーブ、防御率1・83を記録。

シーズン終盤にも重要な場面で起用されており、ポストシーズンでもブルペンの一角として役割を担う存在だ。

9月26日のダイヤモンドバックス戦では、0回1/3を投げて無失点、1奪三振で今季5勝目を挙げており、シーズン終盤の状態の良さも示していた。

今回のワイルドカードシリーズ初戦でも、8点リードという状況で与えられた1イニングをきっちり3人で終える。短い登板ながら、チームが次の試合へ進むためのブルペン運用という意味でも、松井選手の安定した投球は大きな材料となった。

 

▪️パドレスはシリーズ突破まであと1勝

パドレスはレギュラーシーズンを91勝71敗で終え、ナ・リーグのワイルドカード第4シードとしてポストシーズンに進出。カブスとのシリーズは3試合制で行われる。

第1戦を8―0で制したことで、パドレスはシリーズ突破まであと1勝。

第2戦もペトコ・パークで行われ、勝利すれば地区シリーズ進出が決まる。