村上宗隆選手 決勝犠飛でポストシーズン初勝利に貢献「ホームランが一番いいけど最低限はできた」初舞台でも「問題なく戦えた」

2026.9.30

【©️Chicago White Sox 】

メジャー1年目のホワイトソックス・村上宗隆選手が、

いよいよポストシーズンの舞台に立った。

29日(日本時間30日)、ヒューストンで行われたワイルドカードシリーズ第1戦のアストロズ戦に「4番・一塁」で先発出場。第1打席で先制の右犠飛を放つと、3打数1安打、1打点を記録し、チームの6―3の勝利に貢献した。

 3試合制で先に2勝したチームが次のステージへ進むワイルドカードシリーズ。初戦を制したホワイトソックスは、シリーズ突破まであと1勝とした。


 

▪️初回に先制犠飛「何とかランナーを還せるように」

 1回の第1打席。村上選手が意識していたのは、まずチームに先制点をもたらすことだった。

 「何とか先制点は取りたいなと思っていましたし、自分にとっても凄く大事な1点になるかなと思ってたので、何とかランナーを還せるようにと思って、打席に入りました」

 打席では難しいボールに対応し、外野へ打球を運んだ。結果は先制の犠飛。長打や本塁打ではなくても、4番として求められる仕事を果たした。

 村上選手自身も、その打席について「ホームランが一番いいんですけど、まあ最低限のことはできたことは良かったと思いますね」と振り返った。

 チームが勝つために必要な1点を取りにいく。その意識が、ポストシーズン最初の打席に表れた。

 

▪️初めてのポストシーズンでも「普段通り」

メジャー1年目で初めて経験するポストシーズン。

大舞台特有の球場の雰囲気について聞かれると、村上選手は意外なほど淡々と答えた。

「特にあまり感じなかったですね。普段通り試合に入ることができました」

さらに、シーズン後半からポストシーズンを意識していたことを明かし、

「全然問題なく戦えたと思っています」と話した。

初めての舞台だからといって、必要以上に構えることはない。

レギュラーシーズンの延長線上にある試合として、自分の役割に集中した点は大きな収穫だろう。

 

 

▪️守備でも存在感「普通だと思います」

村上選手は打撃だけでなく、一塁守備でも随所に好プレーを見せた。

6回の守備について問われると、「あれぐらい取らないと使ってもらえないと思うんで。普通だと思います」とコメント。

自身のプレーを特別なものとして扱うことなく、チームから求められる水準として受け止めた。

一方、8回の守備ではベースを踏んだかどうかを巡る場面もあった。

「僕は踏んでいたと思ったんですけど。踏んでなかったっぽいんで、その結果通りです」

 結果を冷静に受け止めながら、試合全体を振り返った。

 

▪️「明日も勝つしかない」シリーズ突破へあと1勝

ホワイトソックスは初戦を制し、ワイルドカードシリーズ突破に王手をかけた。

ただ、村上選手にとっては、ここで終わりではない。

「明日も勝つしかないと思っているので、チーム一丸となって勝てるように頑張りたいなと思います」

初戦では先制犠飛で先頭に立つきっかけをつくり、安打も記録。守備でもチームを支えた。

メジャー1年目にして迎えた初めてのポストシーズン。

その舞台でも「普段通り」を貫いた経験が村上選手が、次の試合で打撃面で爆発することに期待が膨らむ。