高木美帆選手の引退会見に平野歩夢選手がサプライズ登場 花束贈呈に「頭が真っ白」五輪10メダルのレジェンドが笑顔の別れ
スピードスケート女子で今季限りで現役を引退した高木美帆さん が4月6日、都内で引退記者会見を行い、会見にはサプライズゲストとしてスノーボード男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢選手 が登場。突然の花束贈呈に高木は「とってもビックリしていて頭が真っ白」と驚きの表情を見せた。
▪️五輪通算10メダルのレジェンドが現役生活に幕
高木美帆さんは女子スピードスケート界を代表する選手として長年活躍し、女子では最多となる五輪通算10個のメダルを獲得。さらに世界選手権オールラウンド部門で日本勢初優勝を果たすなど、日本スピードスケート史に数々の歴史を刻んできた。
今年3月の世界選手権では銅メダルを獲得し、そのレースを最後にリンクへ別れを告げた。この日の会見には白のブラウスにパンツスーツ姿で登場し、終始笑顔で現役生活を振り返った。
▪️平野歩夢選手がサプライズ登場「競技人生ご苦労様でした」
会見冒頭、サプライズゲストとして同じ所属契約を結ぶ平野歩夢選手が登場。
突然の登場に会場はどよめきに包まれた。
平野歩夢選手は
「高木さんとはオリンピックやCMで共演させていただいた。引退を聞いて、同じ競技者として自分との戦いもたくさんあったのかなと感じている。これまでの競技人生、ご苦労様でしたというのを伝えられたらと思いました」
と、ねぎらいの言葉を送った。
▪️「一緒に戦えたことは誇り」花束に感謝
突然のゲスト登場に高木美穂さんは目を見開きながら
「とってもビックリしていて頭が真っ白」と驚きを隠せない様子。
それでも花束を受け取ると笑顔を見せ、平野歩夢選手へ感謝の言葉を述べた。
「同じ所属として平野選手と一緒に戦えることは誇りでした。たくさん刺激を受けて、文字通り命がけで競技に挑まれている姿を見て、私もこのままではいけないと何度も思いました。本当に感謝しています。今日はありがとうございました」
トップアスリート同士のリスペクトが伝わる、温かいサプライズとなった。
高木美帆さんプロフィール
1994年5月22日、北海道・幕別町生まれ。
帯広南商高、日本体育大学卒業。
2018年世界選手権総合優勝、2019年には1500メートルで世界記録を樹立。2020年全日本選手権では史上初の5種目制覇を達成した。
オリンピックには2010年バンクーバー大会に史上最年少の15歳で出場。その後、五輪通算10メダルを獲得し、日本女子スピードスケート史に名を刻む存在となった。
長年にわたり日本のスピードスケート界を牽引してきた女王が、笑顔とともに競技人生に幕を下ろした。

