甲子園球場8月10日日本武道館公演をもって解散へ “最初で最後”の武道館ライブに森友嵐士さん「この日がすべて」

2026.3.26

ロックバンド T-BOLAN が、2026年8月10日に 日本武道館 で開催するライブをもって解散することを発表した。同公演は「最初で最後の日本武道館ライブ」と位置づけられ、現在開催中の47都道府県ラストツアーの最終公演となる。

1991年にシングル「悲しみが痛いよ」でデビューしたT-BOLANは、35周年という節目の年にロックの聖地・日本武道館で活動の幕を下ろすことになった。


 

▪️90年代ロックシーンをけん引、1700万枚のセールス

T-BOLANは「離したくはない」「Bye For Now」「LOVE」「マリア」など数々のヒット曲を発表し、1995年までにCD総売上1700万枚を記録。90年代の日本ロックシーンを代表するバンドとして人気を集めた。

しかし、ボーカルの森友嵐士さんが心因性発声障害を発症したことなどにより活動継続が困難となり、一度・・・惜しまれつつも1999年に解散。

活動当時、日本武道館のステージに立つことはなかった。

 

▪️再始動後もメンバーそれぞれの事情

2017年に再始動を果たしたが、2021年にはドラムの青木和義さんが家業専念のため表舞台での活動を休止。さらに2025年9月にはベースの上野博文さんがステージ4の肺がんを患っていることを公表するなど、メンバーそれぞれが事情を抱える状況となっていた。

そうした中で、今回のラストツアーをもって活動に終止符を打つ決断を下した。

 

▪️武道館公演はギター五味孝さんの夢が・・・きっかけ

今回の日本武道館公演は、ギター五味孝さんの「少年時代からの憧れである武道館で最後を迎えたい」という思いがきっかけとなり実現。

森友さんは解散の決断について、

「悔いを残さないために、自分たちの意思で“ラスト”を選びました。T-BOLANというバンドの物語を、その一夜を、みんなと一緒につくり上げられたらうれしい。この日が、すべてになります。武道館で待ってるな」

とファンへメッセージを送った。

現在のツアーは青木さんを除く3人で行われているが、

解散ライブ当日に4人がそろうのかにも注目が集まっている。

 

▪️「Bye For Now」118万枚の総売り上げで大ヒット

T-BOLANはラブソングを中心に数多くのヒット曲を発表。
1991年発売の「離したくはない」は現在も人気が高く、公式YouTubeのミュージックビデオは4000万回以上再生されている。

1992年の「Bye For Now」は118万枚を売り上げるミリオンヒットを記録し、バンド最大のヒット曲となった。
さらに1994年には「LOVE」「マリア」などの人気曲を発表。2022年には28年ぶりのアルバム「愛の爆弾=CHERISH ~アインシュタインからの伝言」をリリースしている。

35年の歴史を歩んできたT-BOLANは、最初で最後となる日本武道館のステージで、

その物語に幕を下ろす。