「きれい事を言うつもりはない」堂安律選手の覚悟発言 W杯優勝を本気で狙う男
2026.3.25
日本代表MFの堂安律選手(フランクフルト)が語った一言が、大きな反響を呼んでいる。
英国遠征中の日本代表は24日、スコットランド戦(28日)に向けてダンバートン市内で現地入り後初練習を実施。練習後の取材で堂安選手は、DF冨安健洋選手(アヤックス)がケガにより代表参加を辞退した件について言及した。
今回の代表では冨安選手のほか、南野拓実選手(モナコ)、久保建英選手(レアル・ソシエダ)、遠藤航選手(リバプール)ら主力選手にコンディション不安や離脱者が続出している。
その状況について堂安選手は、メディアを通じて理想論ではなく現実を見据えた言葉を口にした。
「冨安に限らずケガ人が多い。W杯で優勝を狙っているので、大事な選手が欠けたら、優勝の“確率が下がる”という言葉は使いたくないが、間違いなく近づくわけではない。きれい事で層を厚くしてやっていこうという発言をする気はない」
日本代表ではこれまで「層の厚さ」「誰が出ても同じ」という言葉がよく使われてきた。しかし堂安選手はそれを否定するわけではなく、それでもなお冨安ら主力が不可欠な存在であると、はっきりと言い切った。
この発言は、チームメートへの信頼と同時に、ワールドカップ優勝という目標を本気で狙っているからこそ出た言葉とも言える。現実から目を背けず、理想論だけを語らない姿勢に、代表の中心選手としての自覚と覚悟がにじんだ。
リーダーとしての自覚を問われると、更に堂安選手はこう語った。
「前からずっと持っている。今までも自分が感じたこと、チームに必要だと思うことは隠さずに伝えてきてるつもり。それは変わらない」
耳障りのいい言葉ではなく、勝つために必要な現実を語る。
その物怖じせず率直な発言こそ、今の日本代表に必要なリーダー像だろう。

