ドジャースのエース山本由伸投手、開幕前最終登板で圧巻の安定投球 5回無失点7K「試したいことを試せた」
【©️Los Angeles Dodgers 】
ドジャースの山本由伸投手が20日(日本時間21日)、オープン戦のパドレス戦に先発し、5回3安打7奪三振、無失点と圧巻の内容で開幕前最後の登板を終えた。最速は97・4マイル(約156・8キロ)。内容、結果ともに申し分ない投球で、開幕投手へ向けて万全の仕上がりを示した。
この日の山本由伸投手は立ち上がりから圧倒的だった。
初回、先頭打者を直球で見逃し三振に仕留めると、続く打者からも空振り三振を奪い、いきなり3者連続三振。試合の入りから安定した制球と球威を見せ、順調な立ち上がりを見せた。
2回には連打とパスボールで1死二、三塁のピンチを背負ったが、ここでも落ち着いて連続三振を奪い無失点。ピンチでも崩れない安定感は、まさにエースの投球だった。序盤2回で5奪三振と、三振の山を築いた。
3回にも2三振を追加し、3回までに7奪三振。直球、カットボール、シンカーと多彩な球種を織り交ぜ、危なげない投球を続けた。4回、5回は走者を出しながらも併殺打で切り抜け、最後まで安定した投球内容で無失点を継続。
結果以上に、試合を通して大きく崩れる場面が一度もなかった点が光った。
登板後、山本由伸投手は
「いろいろ試したいことも試せましたし、立ち上がりもいい入りができましたし、全体的に良かった」
と手応えを口にした。
WBC後初登板となったこの日のマウンドについては、
「WBCのような緊張感のあるマウンドを経験できたことは、自分の中で一段階上がるきっかけになった」
と振り返った。
すでに開幕戦での先発が決まっている 2年連続の大役については
「また違う雰囲気になると思いますし、すごく楽しみ。LAのファンの皆さんに会うのも楽しみ」
と笑顔を見せた。
開幕前最後の登板で見せたのは、奪三振能力だけではなく、試合を通して崩れない安定した投球内容だった。ドジャースのエースとして迎える新シーズンへ、これ以上ない形で最終調整を終えた。

