WBC=米国代表チームまさかの予選敗退危機 POOL-Bは“数字の戦い”へ…イタリアが3発大金星で大混戦

2026.3.11

 

優勝候補アメリカ代表を撃破 イタリアが開幕3連勝

野球の世界大会 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 1次ラウンドB組で大波乱が起きた。

イタリア代表野球チーム が アメリカ合衆国代表野球チーム を8―6で破り、開幕3連勝。準々決勝進出へ王手をかけた。一方、優勝候補の米国は痛恨の黒星を喫し、最終戦の結果次第では1次ラウンド敗退の可能性も浮上。POOL Bは一気に混沌とした展開となった。

試合は米テキサス州ヒューストンの ダイキンパーク で行われた。


 

▪️POOL Bここまでの全試合結果(得失点)

これまで行われたB組の試合結果は以下の通り。

試合 結果
メキシコ vs イギリス 4-1 メキシコ勝利
米国 vs ブラジル 7-1 米国勝利
ブラジル vs イタリア 0-2 イタリア勝利
イギリス vs 米国 0-9 米国勝利
イギリス vs イタリア 2-7 イタリア勝利
ブラジル vs メキシコ 0-16 メキシコ勝利
メキシコ vs 米国 3-5 米国勝利
イタリア vs 米国 8-6 イタリア勝利

 

▪️ここまでの成績と得失点

米国(3勝1敗)

ブラジル戦 7-1

イギリス戦 9-0

メキシコ戦 5-3

イタリア戦 6-8

総得点:27
総失点:12
得失点差:+15

 

イタリア(3勝0敗)

ブラジル戦 2-0

イギリス戦 7-2

米国戦 8-6

総得点:17
総失点:8
得失点差:+9

 

メキシコ(2勝1敗)

イギリス戦 4-1

ブラジル戦 16-0

米国戦 3-5

総得点:23
総失点:6
得失点差:+17


▪️最終戦「メキシコ対イタリア」で全て決まる

イタリアは最終戦で メキシコ代表野球チーム と対戦する。

 

【イタリア勝利の場合】

イタリア 4勝0敗
米国 3勝1敗
メキシコ 2勝2敗

この場合、イタリアと米国が準々決勝へ進出する。

 

【メキシコ勝利の場合】

米国 3勝1敗
イタリア 3勝1敗
メキシコ 3勝1敗

3チームが並ぶ三つ巴の展開となる。

 

順位決定は「失点率」

3チームが同勝敗となった場合、WBCの規定では次の順で順位が決定する。

1 当該チーム間の対戦成績
2 失点率(失点÷守備イニング)
3 防御率
4 打率
5 抽選

今回の直接対決は

イタリア 8-6 米国
米国 5-3 メキシコ
メキシコ 対 イタリア(最終戦)

となるため、メキシコが勝利すれば3チームとも直接対決は1勝1敗となり、

失点率で順位が決まる可能性が高い。

 

▪️ここがポイント!米国敗退の具体的な数字

米国はイタリア戦で8失点しているため、この数字が不利に働く可能性がある。

例えば最終戦が

メキシコ 5-4 イタリア

となった場合、直接対決の失点数は概ね次のようになる。

米国 11失点
イタリア 11失点
メキシコ 9失点

この場合、メキシコが有利となる。

さらに

メキシコ 4-3 イタリア

のような接戦でも

米国 11失点
イタリア 10失点
メキシコ 9失点

となる可能性があり、わずか1~2点の差で順位が入れ替わる状況となる。

 

▪️複雑化する中で「1点」が運命を左右

POOL Bでは、最終戦の1点、あるいは1失点が順位を大きく左右する可能性がある。

優勝候補の アメリカ合衆国代表野球チーム は、自力で順位を決める状況ではなく、

メキシコ対イタリア戦の結果を待つ立場となった。

POOL Bは最後まで、数字と計算が絡み合う混戦となっている。