WBC=米国代表チームまさかの予選敗退危機 POOL-Bは“数字の戦い”へ…イタリアが3発大金星で大混戦
優勝候補アメリカ代表を撃破 イタリアが開幕3連勝
野球の世界大会 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 1次ラウンドB組で大波乱が起きた。
イタリア代表野球チーム が アメリカ合衆国代表野球チーム を8―6で破り、開幕3連勝。準々決勝進出へ王手をかけた。一方、優勝候補の米国は痛恨の黒星を喫し、最終戦の結果次第では1次ラウンド敗退の可能性も浮上。POOL Bは一気に混沌とした展開となった。
試合は米テキサス州ヒューストンの ダイキンパーク で行われた。
▪️POOL Bここまでの全試合結果(得失点)
これまで行われたB組の試合結果は以下の通り。
| 試合 | 結果 |
| メキシコ vs イギリス | 4-1 メキシコ勝利 |
| 米国 vs ブラジル | 7-1 米国勝利 |
| ブラジル vs イタリア | 0-2 イタリア勝利 |
| イギリス vs 米国 | 0-9 米国勝利 |
| イギリス vs イタリア | 2-7 イタリア勝利 |
| ブラジル vs メキシコ | 0-16 メキシコ勝利 |
| メキシコ vs 米国 | 3-5 米国勝利 |
| イタリア vs 米国 | 8-6 イタリア勝利 |
▪️ここまでの成績と得失点
米国(3勝1敗)
ブラジル戦 7-1
イギリス戦 9-0
メキシコ戦 5-3
イタリア戦 6-8
総得点:27
総失点:12
得失点差:+15
イタリア(3勝0敗)
ブラジル戦 2-0
イギリス戦 7-2
米国戦 8-6
総得点:17
総失点:8
得失点差:+9
メキシコ(2勝1敗)
イギリス戦 4-1
ブラジル戦 16-0
米国戦 3-5
総得点:23
総失点:6
得失点差:+17
▪️最終戦「メキシコ対イタリア」で全て決まる
イタリアは最終戦で メキシコ代表野球チーム と対戦する。
【イタリア勝利の場合】
イタリア 4勝0敗
米国 3勝1敗
メキシコ 2勝2敗
この場合、イタリアと米国が準々決勝へ進出する。
【メキシコ勝利の場合】
米国 3勝1敗
イタリア 3勝1敗
メキシコ 3勝1敗
3チームが並ぶ三つ巴の展開となる。
順位決定は「失点率」
3チームが同勝敗となった場合、WBCの規定では次の順で順位が決定する。
1 当該チーム間の対戦成績
2 失点率(失点÷守備イニング)
3 防御率
4 打率
5 抽選
今回の直接対決は
イタリア 8-6 米国
米国 5-3 メキシコ
メキシコ 対 イタリア(最終戦)
となるため、メキシコが勝利すれば3チームとも直接対決は1勝1敗となり、
失点率で順位が決まる可能性が高い。
▪️ここがポイント!米国敗退の具体的な数字
米国はイタリア戦で8失点しているため、この数字が不利に働く可能性がある。
例えば最終戦が
メキシコ 5-4 イタリア
となった場合、直接対決の失点数は概ね次のようになる。
米国 11失点
イタリア 11失点
メキシコ 9失点
この場合、メキシコが有利となる。
さらに
メキシコ 4-3 イタリア
のような接戦でも
米国 11失点
イタリア 10失点
メキシコ 9失点
となる可能性があり、わずか1~2点の差で順位が入れ替わる状況となる。
▪️複雑化する中で「1点」が運命を左右
POOL Bでは、最終戦の1点、あるいは1失点が順位を大きく左右する可能性がある。
優勝候補の アメリカ合衆国代表野球チーム は、自力で順位を決める状況ではなく、
メキシコ対イタリア戦の結果を待つ立場となった。
POOL Bは最後まで、数字と計算が絡み合う混戦となっている。


