“新王”ドンチッチがレイカーズを牽引 44得点の支配力、レブロン不在の夜を完全に掌握
【©️Los Angeles Lakers 】
ロサンゼルス・レイカーズにとって、この夜の主役は疑いようがなかった。
コートの中心で試合を支配したのは、やはりルカ・ドンチッチだった。
現地3月6日(日本時間7日)、レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでインディアナ・ペイサーズと対戦。エースのレブロン・ジェームズが肘の不調で欠場するなか、ドンチッチは圧倒的な個の力でゲームを支配し、44得点・9リバウンド・5アシスト・3スティール・2ブロックという圧巻のスタッツを叩き出した。
レイカーズは128―117で快勝。チームを勝利へ導いたのは、まさに“ドンチッチ劇場”だった。
▪️試合開始から主導権を握るドンチッチ
試合の流れを決定づけたのは第1クォーターだった。
開始直後、先制を許したレイカーズだったが、すぐさま反撃。八村塁がコーナーから3ポイントを沈めると、ドンチッチもすぐに長距離砲で応酬する。
だが、そこから試合を自分のリズムへ引き込んだのはドンチッチだった。
巧みなドリブルからのステップバック、強引なドライブ、そして外角シュート。
残り4分からは8連続得点を含む13得点を一気に叩き込み、わずか数分で試合の空気を塗り替える。
レイカーズは35―27と主導権を握って最初の12分を終えた。
▪️前半だけで29得点 完全に試合を掌握
第2クォーターに入っても、レイカーズのオフェンスの中心はドンチッチだった。
ペイサーズが追い上げる場面でも、彼の存在感は揺るがない。プルアップジャンパー、鋭いドライブ、冷静なゲームメイク。
気づけば前半だけで29得点。
まさに“止められないエース”だった。
チームも流れを掴み、64―51と13点リードで前半を終える。
▪️後半も止まらないエース
後半に入ってもドンチッチの勢いは衰えない。
第3クォーターでは、代名詞とも言えるステップバック3ポイントやプルアップジャンパーを次々に沈める。守備ではスティールやブロックも見せ、攻守両面で存在感を発揮。
試合は完全にレイカーズのペースとなり、99―80と大差で第4クォーターへ突入する。
最終クォーターではドンチッチはベンチに下がったまま。
それでもリードは揺るがず、レイカーズは128―117で勝利を収めた。
▪️八村塁選手も堅実な働き
この日、レブロンの欠場により先発に名を連ねた八村も安定したプレーを披露した。
23分11秒の出場で
13得点、3リバウンド、1アシスト。
フィールドゴール成功率62.5%、3ポイント成功率66.7%と高い効率を記録し、ドンチッチを中心としたオフェンスを支えた。
レイカーズはこれで38勝25敗とし、ウエスタン・カンファレンス6位をキープ。
長年チームを支えてきたレブロンが不在の夜でも、チームは揺るがなかった。
それは、ドンチッチという“新たな支配者”がコートに立っていたからだ。
44得点という数字以上に、試合の流れそのものを操った一夜。
この日、クリプトドットコム・アリーナで証明されたのは、
レイカーズの攻撃は今やドンチッチを中心に回っているという事実だった。

