「学生時代はかなり浮いていた」ヒコロヒーさん 卒業式で語った“異端の青春” 渋谷の新スクール第1期生にエール

2026.3.7

お笑い芸人のヒコロヒーさんが3月7日、東京・渋谷で行われた渋谷女子インターナショナルスクールの卒業式にゲストとして登壇。記念すべき第1期生として巣立つ卒業生11人を祝福するとともに、自身の少し風変わりな学生時代を振り返りながら、人生の先に待つ可能性について温かなメッセージを送った。


 

▪️“型にはまらない学生時代”を告白

英会話や動画制作、SNS運用などの実践的スキルを学びながら高校卒業資格の取得を目指す同校は、グローバルな舞台で活躍するクリエイターや起業家、インフルエンサーの育成を掲げる新しいスタイルの教育機関。この日、初めての卒業式を迎えた11人の生徒たちは、華やかな雰囲気のなかで新たな門出を迎えた。

そんな晴れ舞台に立ったヒコロヒーは、自身の学生生活について「皆さんとは全然違って、ろくに学校にも行っていなくて。あまり良い学生生活ではなかった」と率直に振り返る。

さらに、卒業式の思い出についても苦笑いを浮かべながら明かした。

「私は“早く卒業したい”と思うタイプだったので、卒業式の練習にも一回も行かなかったんです。『在校生起立』『卒業生起立』とかの流れが本番で分からなくて、かなり浮いてしまった。そんな思い出しかないですね」

型破りな青春を自虐的に語る姿に、会場には笑いが広がった。

 

▪️36歳の制服問題? ブレザー姿で登壇

この日ヒコロヒーはブレザー姿で登壇したが、実は衣装をめぐる裏話もあったという。

当初は「生徒と同じ制服を着てほしい」との要望があったものの、「私は36歳なので、それを着ると違う職業になってしまう」と冗談交じりに説明。最終的に「ブレザーだけ」での参加となり、「さすがに足は出せないだろうということで、下はパンツで」と笑いながら明かした。

一方で、学生時代のブレザーについては今も大切にしているという。

「当時のブレザーは今でも取ってあって、私服で着ることもあるんです。皆さんの制服もすごくかわいいので、大人になった時にまた違う着こなし方ができると思いますよ」

 

▪️「これから先、楽しいことがめちゃくちゃある」

式の終盤、ヒコロヒーは卒業生たちへ向けて真剣な表情で語りかけた。

「これから先、楽しいことがめちゃくちゃあるということだけは知っておいてほしい」

もちろん人生は楽しいことばかりではないと前置きしながらも、「願いが叶わないことの方が多い」と現実も率直に語る。しかし、その先にある経験こそが人生を豊かにすると強調した。

さらに、個性を重んじる環境で学んできた卒業生たちに向け、こうエールを送った。

「自分の良さや魅力と向き合って、それを思いきり発揮できる女性になっていってほしい」

型にはまらない自身の経験を交えながら送られた言葉は、これから社会へ踏み出す若者たちにとって、どこか肩の力を抜かせてくれるリアルなメッセージとなった。