男子ハーフパイプで戸塚優斗選手が悲願の金 メダル 19歳の山田琉聖選手が銅、日本勢W表彰台 平野歩夢は7位

2026.2.14

【©️IOC】

リビーニョ(日本時間14日)ミラノ・コルティナ五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、3大会連続出場の戸塚優斗選手(24)が95.00点をマークし、悲願の金メダルを獲得した。初出場の山田琉聖選手(19)も92.00点で銅メダルに輝き、日本勢が“ダブル表彰台”を達成した。

一方で、2大会連続出場の平野流佳選手(23)は4位。

前回王者で4大会連続メダルと連覇を狙った平野歩夢選手(27)は7位に終わった。


 

■戸塚選手の圧巻のフルメイク2本目で頂点へ

予選を全体2位で通過した戸塚選手は、1本目から攻めた。

3回転半を連続で成功させ、進行方向と逆回転するアーリーウープ、

そしてダブルコーク1260を組み込んだ

完成度の高い演技で91.00点を記録。2位につける。

勝負を決めたのは2本目だった。

高難度のトリプルコーク1440(4回転)をコンボで決めるなど、難度と高さ、流れを兼ね備えた“完璧な一本”を披露。

着地を決めた瞬間に大きくガッツポーズを見せ、

95.00点を叩き出して、さらに高得点で金メダル獲得を手繰り寄せる。

3回目は果敢に4回転技を連発するも終盤で転倒。

それでも2本目の得点を守り切り、2018年の平昌オリンピックでの無念のリタイア、2022年の北京オリンピックでの10位という悔しさを乗り越え、

ついに五輪の頂点に立った。

 

■19歳・山田選手、初舞台で堂々の銅

19歳の山田選手は1本目から存在感を放った。ダブルマックツイスト、5.5メートルの高さを誇るスイッチバックダブルアーリーウープなど独創性あふれる“山田流”ルーティンをフルメイク。いきなり92.00点の高得点を叩き出す。

2回目は転倒したものの、3回目でも再び92.00点を記録。

ハイレベルな争いの中、初出場で堂々の表彰台に上がった。

 

■平野流佳選手は・・僅か1ポイント差で惜しくも4位

平野流佳は2本目までに90.00点を揃え4位で最終滑走へ。逆転メダルを狙った3回目は91.00点と得点を伸ばしたが、わずかに及ばなかった。

前回王者の平野歩夢は骨折の大けがを抱えながら出場。

大技の4回転半を成功させるなど意地を見せたが86.50点で7位。

4大会連続メダルと連覇の夢は叶わなかった。

 


■大会8日目で金3個目 日本勢好調

男子ハーフパイプの結果は以下の通り。

金:戸塚優斗(95.00点)

銀:S.ジェームズ(93.50点)

銅:山田琉聖(92.00点)

4位:平野流佳(91.00点)

7位:平野歩夢(86.50点)


 

今大会、日本はスノーボード男女ビッグエアで

木村葵来選手、村瀬心椛選手(金メダル)がアベック優勝を達成。

戸塚選手の金メダル獲得により、日本は大会8日目にして

国別で判断すると金メダル3個目とし、前回大会に並ぶ数字に早くも到達した。