中国女子スノーボーダー劉佳宇選手、ハーフパイプ転倒も無事 SNSで安否報告「大きな異常なし」

2026.2.12

【=北京青年報】

2月12日、ミラノ・コルティナ冬季五輪で女子スノーボードハーフパイプ予選に出場した中国の劉佳宇(2022年の平昌オリンピックで銀メダリスト)が転倒による失神事故に見舞われたが、容体は安定していることが分かった。


 

11日の予選で劉は、2回目の試技終盤にパイプの縁に板を引っ掛けて転倒。顔面を氷上に強く打ちつけ、一時は動けない状態で担架により救護された。現場には医療スタッフが駆け付け、約10分間の応急処置が行われた。

事故直後は容態を心配する声が広がったが、劉自身が中国版SNS「Weibo」で報告。

「病院で検査を受けたが、大きな異常はなく無事です」と安心を呼びかけた。

 

中国メディア「北京青年報」によると、劉は救急車で医療機関に搬送され、CTやMRIなどの精密検査を受けた。軽度の脳震盪と額の縫合処置はあったものの、骨折や頸椎・脊椎損傷、頭蓋内出血など深刻な症状は確認されておらず、現在は医療チームによる経過観察が続いている。

 

劉は冬季五輪に5度出場し、2018年平昌大会では銀メダルを獲得するなど、中国スノーボード界を牽引してきた存在。国内外から安否を案じる声が上がる中、医療チームは今後48時間の慎重な経過観察を行うとしている。